さだまさしオーロラ・ベネフィット・コンサート
10月20日(日)午後5時から
レドンド・ビーチ・パフォーミング・アーツ・センター
The Redondo Beach Performing Arts Center
1935 Manhattan Beach Blvd, Redondo Beach, CA 90278
さだまさし ロサンゼルスから東北へ贈るメッセージ
今年8月に長崎県で開催した東日本大震災復興支援チャリティー・コンサート「2013長崎から東北へ」は東北への熱いメッセージとなりました
時間が経てば、災害に対する温度や支援に対する温度、応援する心の温度は下がってくるもの。そして距離が遠いほど温度は下がってくるんです。一番日本の西の端の長崎から東北に向かってエールを贈るということにしたのです。一番大切なことは忘れないことです。痛みを忘れてはいけませんよ、というメッセージを出し続けることなんです。
今度も福島の子供たちを長崎に呼んで夏を過ごしてもらうことを継続的にしていきたいと思っています。それは長崎という町が放射能の恐ろしさを知っているから。だから、長崎から大声を出して応援することにしました。
アメリカでのコンサートも平和へのメッセージと考えて良いのでしょうか。
音楽家が一番しなければいけない平和活動は、皆で音楽を楽しむ空間を守るということです。いつもコンサートでは、あなたの大切な人の笑顔を守るために何ができるか考えませんか、ということを伝えています。
現実を生きることと、理想とを唯一結ぶ細い糸が音楽だと思います。音楽は神様の言語です。だから、音楽の言語を奪われるような方向に二度と行ってはならないと思います。
被災地の方々のために、LAからできることはありますか?
聞こえる声で応援してくれることです。それが何よりの力になります。義捐金活動も大切な取り組みですが、心が人を救うのです。それから、手伝いに行けないとか、助けに行きたいけど時間がないから行けないと言う方がいますが、僕が東北に行っているから心配しなくていいです。時々僕のコンサートに来なさいと(笑)。
さだまさしが来るというと、みんなが喜んで元気を出してくれるんです。有名にしていただいたのはこうゆう時のためだということに気づきました。誰かが困った時のためにヒット曲があるのですから、行かなきゃね。初めて自分の役目に気がつきました。LAから東北へ、ロサンゼルスでも大声で歌いますので、一緒に歌ってください。
(らららインタビュー)