2017/JANM全米日系人博物館: 俳優ジョージ・タケイの80年の生涯を見せる”ニュー・フロンティア”展、3月12日-8月20日
4月20日で、80歳を迎える俳優ジョージ・タケイの生き様をテーマにした展示「New Frontiers: The Many Worlds of George Takei」が3月12日から、ロサンゼルスの全米日系人博物館 (Japanese American National Museum)で始まりました。展示は、8月20日まで。
展示タイトル「ニューフロンティア-ジョージ・タケイの多面的世界」(カルチュラルニュース訳)は、ジョージ・タケイを世界的に有名にした1960年代放送開始のテレビ映画「スタートレック」で使われた「ファイナル・フロンティア」をもじったもの。
展示は、ジョージ・タケイが5歳のときに体験した戦時強制収容所から、「スタートレック」で有名になりハリウッド映画で活躍するようす、1973年のロサンゼルス市会議員選挙(結果は落選)、自らをゲイであることを公表し、長年のパートナー、ブラッド・アルトマンとの正式結婚手続き、2016年に終了した強制収容所をテーマにしたブロードウェー・ミュージカル「アリージェンス」に至るまで、アメリカ現代史を象徴的に生きてきたジョージ・タケイを見せている。
展示物は、もともと、ジョージ・タケイが長年にわっって収集していたアートファクトで、この展示の前に、全米日系人博物館に寄贈されている。