2023 / 日系兵士テーマのライヴ・パフォーマンスに合わせ、全米日系人博物館が1日出張展示、セガストローム芸術センターにて、6月7日、午前11時から午後4時まで

全米日系人博物館(JANM)は、2023年6月7日(水)の夜に行われる『ディファイニング・カレッジ(勇気の定義)』上演にあわせて、オレンジ・カウンティー・コスタメサのセガストローム芸術センター(Segerstrom Center for the Arts)にて一日限りの3つの革新的なポップアップ展示を開催します。このポップアップ展示は、午前11時から午後4時までの開催で、観覧は無料です。

ポップアップ展示は以下の3つを予定しています。

  • 「ローソン・イイチロウ・サカイのインタラクティブなストーリーファイル」展
    観覧者は、AI技術を通して、第二次世界大戦の退役軍人であるローソン・イイチロウ・サカイ(1924年〜2020年)と「話す」経験ができます。サカイは、アメリカ陸軍の第442連隊戦闘団に従軍し、4つのパープル・ハート勲章とブロンズ・スター勲章を授与されました。彼のオーラル・ヒストリーは、ストーリーファイル社の技術を活用して保存されています。撮影は27台のカメラを使って5日間にわたって行われ、サカイは1,000以上の質問に答えました。
  • 「粉々になった生:スタンリー・ハヤミの日記と手紙」展
    第二次世界大戦中、家族とともに強制収容所に送られたロサンゼルスの日系アメリカ人ティーンエイジャー、スタンリー・ハヤミの日記やアート、手紙がインタラクティブな360度映像として甦ります。
  • 「争われた歴史:アレン・ヘンダーショット・イートン・コレクションの美術品・工芸品」展
    アメリカの強制収容所に送られた日系アメリカ人たちが作ったアートや工芸品の一部を紹介します。

このポップアップ展示はピサーン・ファミリー財団のご支援によって開催します。

『ディファイニング・カレッジ』は、エミー賞受賞の映像作家ジェフ・マッキンタイアと「ABC7ロサンゼルス」のニュースキャスター、デイビッド・オノによって制作されたユニークなライブパフォーマンスで、ライブストーリーテリング、新しく撮影された映像と歴史的映像、ライブ音楽、聖歌隊、目撃者インタビューを組み合わせ、第二次世界大戦中の二世兵士の物語を伝えています。JANMは、ストーリー・ボールドリーと提携して『ディファイニング・カレッジ』の巡回公演を行なっています。6月7日公演は、ABC7、ディズニー、JANM、セガストローム芸術センター、アウトサイド・イン・シアター、ストーリー・ボールドリーによる共同開催です。詳細と最新情報は、https://definingcourageshow.com/ でご覧いただけます。