松江久志
石井志をんの短歌研究、家族の歌 松江久志「花宇宙」春の巻 (その二〇)
石井志をんの短歌研究、家族の歌
松江久志(まつえひさし)「花宇宙」春の巻 (その一九)
蒲公英
「蒲公英と汝が呼ぶひびきが快く子らとの遊戯喜ぶ如し」
「蒲公英の絮毛吹き吹き子をあやし明…
石井志をんの短歌研究、家族の歌 松江久志「花宇宙」春の巻 (その十九)
石井志をんの短歌研究、家族の歌
松江久志(まつえひさし)「花宇宙」春の巻 (その十九)
セコイヤ(その二)
「兄嫁と来りてともに仰ぐ樹の秀先の空はあくまで青し」
「新婚の旅に見上げしセ…
石井志をんの短歌研究、家族の歌 松江久志「花宇宙」春の巻 (その十七)
石井志をんの短歌研究、家族の歌
松江久志(まつえひさし)「花宇宙」春の巻 (その十七)
菫
「予定なき事がうれしく日曜はスミレを野辺に女と愛しむ」
松江久志の著書「花宇宙」副題「松江久…
石井志をんの短歌研究、家族の歌 松江久志「花宇宙」春の巻 (その十六)
石井志をんの短歌研究、家族の歌
松江久志(まつえひさし)「花宇宙」春の巻 (その十五)
李
「返り咲く李の白き花を見て風無き野辺を母と歩みぬ」
「しばらくを病母と佇ちいて花李見ておるこ…
石井志をんの短歌研究、家族の歌 松江久志(まつえひさし)「花宇宙」春の巻 (その十五)
松江久志(まつえひさし)「花宇宙」春の巻 (その十五)
ストック
「ストックは妻のにおいと思いたる裡の慕情をただに過ぎ行く」
「ストックが紫あわく咲くゆえに寄りゆき妻は声をかけおり」
松江久志の著…
石井志をんの短歌研究、家族の歌 松江久志「花宇宙」春の巻 (その十四) 芍薬
石井志をんの短歌研究、家族の歌
松江久志(まつえひさし)「花宇宙」春の巻 (その十四)
芍薬
「おもむろに芍薬ほどけてゆくさまを病みいる母が長々と見る」
松江久志の著書「花宇宙」副題「松江久志の植物短歌歳時記…
石井志をんの短歌研究、家族の歌 松江久志(まつえひさし)「花宇宙」春の巻 (その十三)
「円き葉のサルトリイバラに包まれし餅の香りに母しのばるる」
松江久志の著書「花宇宙」副題「松江久志の植物短歌歳時記」より
サルトリイバラは秋に赤い実を着ける蔓(ツル)性の植物である。若葉は食用…
石井志をんの短歌研究、家族の歌: 松江久志「花宇宙」春の巻 (その十)
松江久志(まつえひさし)「花宇宙」春の巻 (その十)
「花の中に花を楽しむ妻がいてあたり柔らか湖辺の桜」
「向き合いて小声で話す愉しさに桜の花びら艶めきてとぶ」
松江久志の著書「花宇宙」副題「松…
石井志をんの短歌研究、家族の歌: 松江久志「花宇宙」春の巻 (その九 )
松江久志(まつえひさし)「花宇宙」春の巻 (その九 )
「最後かもしれぬ桜見老耄のいのち尽くして老母は見給う」
「サクラ読本に育ちし親の無念さも時の経過に消えゆくのみか」
松江久志の著書「花宇宙」…