(カルチュラルニュース編集長、東 繁春)7月5日と6日の朝は、パリのコロナ問題を取り上げました。5日は、昨年9月からパリに住み始めた27歳のKさん(男性)。6日は14年間、パリに住むTさん(女性)から話を聞くことができました。

フランスでは3月半ばから外出禁止が始まり、6月15日のマクロン大統領による解禁宣言まで、続きました。この外出禁止期間中は、政府からの命令で解雇が禁止され、休業中の従業員には80%の給料が保障されました。フランスは、ふだんから社会保障が手厚い国で、失業保険は最長2年間、適用されます。

これまで、マスクをしなかったパリ市民も、3月になると自主的にマスクを着用するひとが増えました。

パリの地下鉄は昨年末からストライキに入っていたのが、コロナ対策で外出が禁止されるころになると、いつの間にか、営業を再開していた、というびっくり現象もありました。

2人の話から、わたしの印象では、フランス国民は、フランス政府に対する信頼感が強く、政府の発表や方針を支持するひとが多いようです。感染者数や死亡者数では、日本よりはるかに犠牲者が多いにも、かかわらず、国民の政府に対する支持は、フランスのほうが、日本よりはるかに強いようです。

ロサンゼルス・カウンティー行政区(人口1000万人)の公衆衛生局の発表では、コロナウイルスの新たな感染確認者は、7月2日が2,643人、3日が3,187人、4日が1,402人になりました。7月4日の時点でコロナ感染の入院患者は1,921人です。入院患者は増えています。

今日のTele小屋ロサンゼルス・ビデオ会合では、皆さんの周りのようすについて、話し合いたいと思います。

Tele小屋・ロサンゼルス・ビデオ会合
7 月6 日(月曜日)4:00PM – 5:00PM
コロナ問題、皆さんの周りのようすをお知らせください、 via Zoom

下記のURLからZoom Meeting に参加できます。

https://us02web.zoom.us/j/81044027356?pwd=MlFTMWdRZE5BSWF4RjdUL1JqTmN0Zz09

Meeting IDは毎回、変わります。
Zoom Meeting ID: 810-4402-7356
Password: 000555

では、皆さん 「LAビデオ会合」でお会いしましょう。
カルチュラルニュース編集長、東 繁春

今後のTele小屋ビデオ会合の予定(表示はロサンゼルス時間)

月曜日から金曜日まで、4:00PM-5:00PM、毎日、1時間のビデオ会合を行っています。土曜日は7:00PM-8:00PM、日曜日は10:00AM-11:00AMです。

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7月15日、水曜日、6:00PM-8:00PM、ビデオ遠隔講義、世羅博昭先生の日本の古典文学を読む会、第1回、無料公開。詳しくは下記URLからご覧ください:
https://digest.culturalnews.com/?p=14776

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ロサンゼルスのコロナ感染の最新情報を伝えるメルマガ「ロサンゼルス・メール交換」の発行、ビデオ会議アプリを使って情報交換する「テレこやLA・ビデオ会合」の継続、そして、ロサンゼルスで日本文化を紹介する「月刊英字新聞 Cultural News 」を継続するために、緊急の3万ドルの募金を行っています。

月刊英字新聞 Cultural Newsは、1998年創刊で、ロサンゼルスで体験することができる日本文化プログラムや日本画展を紹介してきました。今回の新型コロナウイルス(COVID-19)の大感染の影響で2020年4月号から休刊しています。

募金は、6月までに約3700ドルが集まりました。協力していただける方を求めています。募金は非営利団体 Cultural News Association へ送ってください。https://digest.culturalnews.com/donation

カルチュラルニュース日本語記事はウエッブサイト「ロサンゼルスのメール交換」
https://digest.culturalnews.com  に常時掲載されています。