(ロサンゼルス・高齢者を守る会) 医師・入江健二と臨床心理療法士(PhD)・池田啓子は、10月16日から18日にかけて東京市ヶ谷で行われる「海外日系人大会」に出席します。

海外日系人大会は、多くの国々から日系諸団体代表の参加を求めて開催されます。この大会で、入江・池田医師の二人はパネリストとして「アメリカ合衆国において深刻な日系ナーシングホームの必要度」について発言します。

アメリカ在住の日本人に関する統計学的調査によれば、日系高齢者人口に対し、日本語が通じて日本文化が尊重される高齢者施設の供給が決定的に不足している事実が明白です。二人は、慢性病や認知症で悩む多くの日系高齢者を安全で経済的にも無理させないナーシングホームで一刻も早く介護することの必要性を訴えます。

入江健二医師は老人医学を専門とし、カリフォルニア州ロスアンゼルス市の日系社会のため過去40年にわたって貢献して参りました。一方、池田啓子臨床心理療法士も、同じくロスアンゼルス日系社会で過去40年近く開業経験を積んで参りました。

二人は、南カリフォルニアに非営利の日系ナーシングホームを建設することを目指すロスアンゼルスの非営利団体「高齢者を守る会」を代表して本大会に出席します。