世界の若手日系人についての意識調査、調査期間を415日まで延長

全米日系人博物館(ロサンゼルス)は、日本財団と協力し、実施している意識調査「若手日系人調査(Global Youth Nikkei Research Project)」の調査期間を4月15日(月)まで延長しました。

これは世界各地に暮らす、18~35歳の若い世代の日系人を対象にしたもので、世界各地の日系人コミュニティーのアイデンティティーや文化を調査し、世界中のさまざまな場所での「日系/ニッケイ」の意味をより深く理解すること、また日系人コミュニティーの今後のニーズや課題を見出すことを目的としています。

こうした日系人に関する調査が世界規模で行われるのは今回が初めてです(日本財団調べ)。これまでのところ、5,000人以上から回答が寄せられています。

このアンケートでは、先祖が日本から移住した時期や移住先、対象者の現在の居住地は問いません。回答は、日本語、英語、ポルトガル語、スペイン語の4言語で受け付けています。

所要時間は10~15分程度です。

アンケート(日本語): https://jp.surveymonkey.com/r/TNFNikkeiSurveyJP

アンケート調査後、フォーカスグループ(座談会形式での調査)をアメリカ、日本、ブラジル、カナダ、オランダ、パラグアイ、ペルー、フィリピン、イギリス、オーストラリアの10カ国で行う予定です。

今回のプロジェクトを率いるのは、カーティス・タカダ・ロックス博士(ロヨラ・メリーマウント大学準教授)とリンジー・ササキ・コガサカ博士(ポモナ・カレッジ上級研究員)です。

このプロジェクトを立ち上げた日本財団は、1962年に設立された非営利の慈善活動団体で、教育、福祉、公衆衛生などの分野で世界各地で活動を行い、これまで100カ国以上でプロジェクトを実施してきました。

■「若手日系人調査(Global Youth Nikkei Research Project)」お問い合わせ 日本財団・大久保郁子E-mail: i_okubo@ps.nippon-foundation.or.jp

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