
2026 OC ジャパン・フェア | 2026年10月18日、「寿ー歌舞伎の音色でお祝いを」ステージで演奏したふじの会メンバー(写真提供はふじの会)
日本の伝統 2026 | OCジャパン・フェアに歌舞伎の音色 ― ふじの会(Fuji Japanese Music)が長唄・お囃子の演奏で「寿」ステージ|2026年10月18日
2026年10月18日(日)、南カリフォルニア最大級の日本文化祭「OCジャパン・フェア」の屋外ステージで、ふじの会(Fuji Japanese Music)による「寿 ― 歌舞伎の音でお祝いを(Kotobuki: Celebration in the Sounds of Kabuki)」が上演されました。当日は晴天に恵まれ、歌舞伎音楽である長唄とお囃子が秋空に響きました。
お囃子は、主宰の渡部まり子(堅田喜巳扇)率いるふじの会が務め、唄と三味線は、杵屋弥曽代さん率いる長唄四季の会が賛助出演しました。
演目は、おめでたい4曲です。
- 雛鶴三番叟:天下泰平・五穀豊穣・繁栄を祈る祝儀曲
- 越後獅子:江戸の町を行く越後の角兵衛獅子を描いた華やかな曲
- 鶴亀:鶴と亀が天子の長寿を祝う、めでたい曲
- 藤娘:藤の精が愛らしい娘の姿で現れる物語
ふじの会とフェアの縁は2017年にさかのぼります。主催者の田口さんが渡部宅を訪れ、「3日間で3万人以上が来場するが、多くは日本に関心を持つ日本人以外の人々で、内容はモダンな文化ばかり。古典音楽など歴史的なものが欠けているという声がある」と相談。三味線とお囃子を教える渡部に出演を依頼し、同年10月から参加するようになりました。
コロナ禍の後は昨年まで大和楽を発表してきましたが、2026年、主催者が当初から望んでいた古典音楽である長唄とお囃子を、ついに屋外舞台で演奏することができました。
今秋のフェアは10月16日から18日まで開催され、65以上の日本食ブース、日本酒の試飲、アニメ・ポップカルチャーのコーナー、和太鼓をはじめとする伝統芸能などが会場をにぎわせました。なお、16日(金)はサンタアナの強風のため、安全上の理由で中止となりました。
渡部は「アニメやポップカルチャーの源には、日本の古典芸能があります。その古典音楽をこのお祭りで紹介し、これからも良い舞台を作っていきたい」と話しています。
OCジャパンフェアは毎年4月と10月に開催されています。詳細:oc-japanfair.com