ガーデナ・バレー日本文化センターの夏休みプログラムで7月31日、鼓の打ち方を説明する渡部まり子さん(写真提供=渡部まり子さん)

ガーデナ・バレー日本文化センターの夏休みプログラムで7月31日、鼓の打ち方を説明する渡部まり子さん(写真提供=渡部まり子さん)

伝統芸能と夏休みプログラム | ガーデナ日本文化センターの「お囃子ワークショップ」に50人の生徒が参加|7月31日

ガーデナ・バレー日本文化会館(Gardena Valley Japanese Cultural Institute)の夏休みプログラムTanoshii Fun Campの最終日、7月31日(金)、ガーデナ在住の渡部まり子さん (こと、お囃子の堅田流の名取・堅田喜巳扇)による「お囃子ワークショップ」が行われた。7歳から10歳までの児童50人が参加した。

ワークショップでの演目は「雛鶴三番叟」。約900年前、長雨と飢饉に苦しんだ人々のために藤原忠道公が春日大社を建立して祈願したところ、老松の下に神が老人の姿で現れて舞い、世に幸せが戻ったという伝説に由来する楽曲。豊作を願い、足を踏み鳴らし、稲穂に見立てた鈴を鳴らす所作は、後に能の「翁」となり、江戸時代には三味線を伴う歌舞伎にも取り入れられた。

参加した子供たちは手拍子と掛け声でリズムを体験し、5人ずつ順番に小鼓を実際に打ってみた。

「お囃子ワークショップ」は、三味線に大角孝子さん(こと杵屋弥曽代)、唄に横田悦子さん(こと坂東拡三弥)、小鼓の指導補助に橋本恵子さんが参加し、GVJCIの川端遥夏さんのコーデネーションで実現した。

渡部さんは「子供のうちに、世界に類を見ない日本の伝統芸能に触れてもらいたい」と目的を話していた。

8月23日(日) 午前11時から午後2時まで、ボイルハイツの羅府中央学園で、日本より来演する堅田流四代目・堅田喜三久さんを迎えて「お囃子演奏会」が開かれる。