Los Angeles Genji Monogatari Seminar 2026 Mar No 15 Momiji no ga

ロサンゼルスのニュース・メディア Cultural News は、2020年7月から、鳴門教育大学名誉教授、世羅博昭先生(広島市在住)による「源氏物語」オンライン講座を毎月開催しています。

ロサンゼルス源氏物語講座では、世羅(せら)先生が編集された注釈を使って約千年前に書かれた総がなの原文を読んでいきます。

2020年から2024年12月までは、「宇治十条物語」を読みました。2025年1月からは新シリーズで「桐壺」の巻から読み始めています。このオンライン講座は、海外に暮らす人に「源氏物語」を読んでもらうことを目的としています。

このオンライン講座は、外国語の中で暮らしている人に参加してもらうことを願って、毎月第三水曜日(ロサンゼルス時間)午後6時から8時までの2時間、開催しています。途中からの参加も歓迎です。毎回の参加費は30米ドルですが、初めての方は無料体験ができます。カルチュラル・ニュース編集長、しげひがし(東繁春)まで申し込んでください。Eメール
higashi@culturalnews.com へ。

2026年3月18日水曜日(ロサンゼルス時間)午後6時から8時まで

第15回ロサンゼルス源氏物語講座「紅葉賀もみじのが」巻を読む① / 源氏、試薬で舞を舞う、藤壺との贈答、紫の上  源氏を慕う

15回「ロサンゼルス源氏物語講座」の概要
前回は、「若紫」巻の最後の場面を読みました。①若紫(紫の上)を強引に源氏の邸宅二条院に連れ出した源氏は、若紫に手習いを教える、②父兵部卿の宮と、帝に残る女房たちの困惑、③若紫、無心に源氏と馴れ睦ぶ、場面を読みました。

今回は、「若紫」巻の続きとなる「紅葉賀」巻の冒頭を読みます。冒頭は、桐壺帝が朱雀院に行幸してそこで舞楽を催すのですが、その盛大な舞楽を藤壺女御は見ることができないので、桐壺帝は彼女のために、清涼殿の庭で、舞楽の予行演習を行います。源氏と頭中将が「青海波」を舞います。源氏の舞はすばらしいものでした。なぜ、作者は、源氏の舞をこれほど最高の美しさとして描くのか。また、試楽が終わった後の、源氏の舞の素晴らしさに対する、桐壺帝と藤壺との違いを作者は際立てて描き分けます。

作者は、この「試楽で源氏が舞う」美しい場面をなぜこのように描いたのか、『源氏物語』の展開の中に位置づけて考えてみたい。また、この場面の後に、作者は源氏と若紫との睦び合いを描きます。作者は、源氏のどのような思いを浮き彫りにするために、若紫に心を向ける源氏を執拗に描いていくのか。こんなことも考えながら、「紅葉賀」の冒頭場面を読んでいきたいと思います。

 

世羅博昭先生のロサンゼルス源氏物語講座 紹介ビデオ 公開中

2024年2月 / 広島の中国新聞が世羅博昭先生の「紫式部の心読み解くリモート講義=ロサンゼルス源氏物語講座」を紹介。2024年2月17日発行

ロサンゼルス源氏物語講座 世羅博昭先生(広島市在住)のオンライン講義