ロサンゼルスで2006年まで、約20年間、日本語報道番組「ジャパン・アメリカV」(JATV)
を制作・放送し、最近は、ロサンゼルスのシニア団体「ちゃらんぽらんの会」の会報「かわら版」に寄稿していた東京在住のジャーナリスト・北岡和義さんが、10月19日、午後6時15分、東京・お茶の水の杏雲堂病院で亡くなった。79歳だった。肝臓ガンだった。
家族葬が10月22日に行われた。
岐阜県で生まれ、三重県四日市市で育つ。南山大学を卒業。読売新聞記者、北海道選出の横路孝弘・衆議員の議員秘書をした。
1979年、週刊「US-ジャパン・ビジネス・ニュース」の編集長としてロサンゼルスに渡る。
1985年には独立し、日本語報道番組JATVを設立し、毎週、ロサンゼルスと全米の主要ニュースを日本語テレビで放送した。
2006年には、JATVの社長業をスタッフに譲渡し、帰国し、日本大学国際関係学部(静岡県三島市)の特任教授を務めた。
2009年からは静岡新聞で「時評」を書いていた。
著書にロサンゼルス疑惑の謎に迫った「13人目の目撃者」、在外投票運動を記録した責任編集「海外から1票を!」など。
2007年にロサンゼルス総領事表彰を受けている。