2017/東繁春のスマホ何でも相談:ロサンゼルスの無料週刊新聞LALALAの巻頭記事に取り上げられました

LALALA 20170331 Higashi

ロサンゼルスの無料週刊新聞 Weekly LALALA 3 月31日号の巻頭記事「ロサンゼルスで暮す人々」欄に掲載されました。(内容は以下のとおりです)

「人がいる場所にニュースがある」    東 繁春  カルチュラルニュース編集長

日本文化や芸術を伝える英字新聞「カルチュラルニュース」の発行から18年。毎月3000部の発行とともに、近年は「カルチュラルニュース・ウエッブ新聞」を立ち上げ、美術館での日本展示や日本美術、日系コミュニティーのニュースを伝えている。「ロサンゼルスの美術館には、価値の高い日本美術が収蔵されています。そうした情報やニュースをロサンゼルスにいると言われる『10万人の日本人』に向け伝えたいと思っています」

現在はスマートフォンやタブレットの使い方を高齢者に説明する「スマホ相談」を開催し、ウエッブメディアの普及にも努めている。

東さんの取材場所は、ロサンゼルスにとどまらない。2011年3月11日に発生した東日本大震災。震災の翌月には被災地へ飛んだ。被災地の様子は、英字カルチュラルニュース2011年4月号以降に掲載された。4月号トップページには、炊き出しでおにぎりを配る写真が掲載され、中面には、宮城県出身の学生が書いた現地の英文レポート記事が載った。同学生は、東京から宮城までの道中で見たもの、感じたこと、被災地でいま何が起きているか、米国の友人に知ってほしいことをつづった。

「ニュースの発端は、現地にいる一般の人から始まります。人がいる場所にニュースがある。それを取材し、つなげていくことで、記事という形になっていきます」

一方、限りある文字数で書かれたニュースは、物事の全てを伝えることはできない、というのが東さんの信条。「たとえ、伝えられのが一部でも、自分で考え、理解するきっかけにしてもらえれば、と思って続けています」

東さんは行動の人だ。ジャーナリストとして、歴史に残る場面で各地を取材してきた。ロス疑惑やロサンゼルス五輪、ロス暴動をはじめ、9・11同時多発テロ、阪神淡路大震災、熊本地震の現場を踏んだ。「根っからのジャーナリスト気質なのでしょうね。他の仕事に就いていたこともありましたが、ずっと新聞に携わることができたのはうれしく思います」

Cultural News 2017 03 Mar P01 Iconジャーナリスト気質はすでに学生時代に見られた。サイゴン陥落2週間前に現地を取材した。腰が軽く、話を聞いて書くのが好きだった。「学生ながら世の中を変えてやろう、と思っていました。高校生時代は反戦運動に参加していしたし、活動家でもありました」若者が議論を戦わせる場として、自分たちで作った喫茶店「手造り会館」の館長も努めた。今でいう「シェアオフィス」のように、学生、社会人など職業の異なる人々が集まり、それそれが有機農業やリサイクルなどのプロジェクトを進めた。

1981年、学生として渡米して以来、加州毎日新聞記者、ロサンゼルス特派員の助手などを経て、現在まで新聞業界で活躍している。「今後はウエッブ新聞の充実に努めたいです。これからも、日系社会を結び付け、役立つニュースを届けていきたいですね」。

Web新聞カルチュラルニュース日本語版 http://digest.culturalnews.com

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