
原爆映画「8時15分」の原作を書いたサンディエゴの臨床心理医、美甘章子(みかも・あきこ)先生
(カルチュラルニュース編集長)10月1日の「ロサンゼルスのビデオ会合」では、サンディエゴの臨床心理医、美甘章子(みかも・あきこ)先生にインタビューします。美甘先生は、広島原爆体験を描いた新作映画「8:15」の原作者です。
Zoom Meetingの開始時刻は、いつもと同じ4:00PM です。今回から、登録をしていただくことになりました。下記のURLから、名前とEメールを登録してください。
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZctfu2urTMtHdIc_aDL9oeAC69BbH8n89eY
登録をするとすぐに、Zoom Meeting IDとパスコードが送られてきます。もし、必要な情報が届かないときは、higashi@culturalnews.com へ連絡ください。
美甘先生は、広島生まれで、父の美甘進示(みかも・しんじ)さんから原爆体験を聞いて育ちました。その体験談は「8時15分―ヒロシマで行きぬいて許す心」という本になりました。映画「8時15分」はこの本を原作としています。
美甘先生は、2010年からサンディエゴで、毎年8月初旬に、「平和とヒューマニティーの日」として広島と長崎の平和祈念式典の時刻に合わせたサンディエゴの式典と灯籠流しを継続しています。
昨年から制作にとりかかった原爆映画「8時15分」は、今年8月に広島市で上映され、このたび、10月1日から7日まで開催のナッシュビル映画祭(オンライン)で上映されます。つまり、インターネットでこの映画を見ることができます。10月1日の美甘先生インタビューは、「8:15」のナッシュビル映画祭でのオンライン上映を紹介することも目的です。
「ロサンゼルスのビデオ会合」でお目にかかりましょう。
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カルチュラル・ニュースも存続の危機に直面しています
ロサンゼルスを中心に、アメリカで、日本文化を伝えたいと1998年に月刊英字新聞Cultural News を創刊しました。日本が大好きなアメリカ人、日系人、そして日本文化ネイティブの方に支えられて、22年間続けてくることができました。
しかし、今回のコロナ問題で、多くのビジネスと同様に、カルチュラル・ニュースも存続の危機に直面しています。これまでのカルチュラル・ニュースを発行することができる社会環境が、大きく変わったからです。
新しい環境に適用するために、月刊新聞から、週刊PDF版への転換、ビデオ会議アプリをつかって、読者と交流したり、インタビュー取材を増やしています。
カルチュラル・ニュース事業の年間予算は、約5万ドルです。新聞の購読料(週刊カルチュラル・ニュース)が2万ドル、ドネーションが3万ドルを目標にしています。
9月末までに約8500ドルの寄付を送っていただきました。深く、感謝しています。ロサンゼルスで日本文化を継続するための活動です。活動を止めると、日本文化は、なくなっていまします。みなさんの協力があれば目標を達成できると信じています。カルチュラル・ニュースへの寄付については、https://digest.culturalnews.com/donation をご覧ください。週刊PDF版の料金は、1カ月9ドルです。購読申し込みは、次のURLへ。https://culturalnews.com/subscription
カルチュラル・ニュース編集長、東 繁春
非営利団体・カルチュラル・ニュース協会・代表、東 繁春