日本の映画「みとりし」、終末介護の現場を描いた最新作、ロサンゼルス日本映画祭(オンライン)で10月4日まで、上映

 

終末介護の現場を描いた最新作の日本映画「みとりし」が、ロサンゼルス日本映画祭(オンライン)で、10月4日まで、上映されています。

映画「みとりし」

キャスト:榎木孝明、村上穂乃佳、高崎翔太、宇梶剛士

監督:白羽弥仁

©2019「みとりし」製作委員会

(あらすじ)交通事故で娘をなくした柴 久生。生きる気力をなくし、自殺をしようとした瞬間に「生きろ」という声が聞こえた。その声は、柴が共に仕事をしてきた友人の川島の声だと、彼の“看取り士”だった女性から聞かされた。

柴はそこで初めて、“看取り士”の仕事は、「医者から余命告知を受けた人が最期をできるだけ安らかに迎えられるように手伝うこと」だと知る。

5年後、定年前に仕事を辞めた柴は、岡山県高梁市で次の仕事として看取り士を選んでいた。地元の病院・清原診療所と連携しながら、ボランティアスタッフと一緒に患者さんたちを温かく支えている。そんなある日、新任の医者・早川 奏太と新人看取り士・高村 みのりが着任してきた。

新人の医者と看取り士は様々な事情の患者さんと出会い、成長していく。

LA日本映画祭、今年は10月1日から4日のオンライン上映を開催
15回「Japan Film Festival Los Angeles 2020」

2020年10月1日(木)から10月4日(日)*米国西海岸時間

(オンライン上映は米国全土から視聴できます。米国以外では視聴できませんことをご了解ください。ただし、無料イベントの舞台挨拶や、トークイベント、アワードセレモニーは全世界から視聴可能)

毎年開催されているLA日本映画祭はオンラインで開催されることになりました。これにより、今まで会場に行けなかった方でも米国に在住している方なら見ることができるようになります。また、視聴は開催期間である96時間は有効なので、その間であれば都合の良い時間で再生や停止をして視聴することができます。 (チケットは、4月1日から4日まで有効です。)

注目の作品は、JFFLAに何度もゲスト出演いただき、今年惜しくも天国に「ロケハン」に向かわれた大林宣彦監督作品の遺作である「海辺の映画館 キネマの宝箱」を始め、「野のなななのか」「ふたり」をメモリアル上映。そして、注目の新鋭監督で、俳優でもある斎藤工監督作品の問題作「コンプライアンス」をはじめ、台湾と日本の交流を描いたドラマ「恋恋豆花」、唯一の地上戦となった沖縄戦のドキュメンタリー「ドキュメンタリー沖縄」、介護の現場を描くドラマ「みとりし」が招待作品として上映されます。その他、公募作品4作品と短編12作品、今年も優秀な作品がそろいました。

その他、オンラインでの舞台挨拶も開催します。

各作品の監督や俳優の皆様はもちろんのこと、大林宣彦監督のメモリアルトークでは、大林作品に関わった監督や制作関係者がトークをします。「コンプライアンス」の斉藤工監督のトークや、「みとりし」の榎木孝明さん、「恋恋豆花」の主題歌を歌う洸美−hiromi−さんが生出演で唄う予定です。こちらの舞台挨拶は、生配信で無料で視聴できます。

10/1  (7pm〜):  短編映画の舞台挨拶

10/2  (6pm〜):  中編映画の舞台挨拶

(7pm〜): 「みとりし」舞台挨拶

10/3  (5pm〜): 「ドキュメンタリー沖縄戦」舞台挨拶

(6pm〜): 「恋恋豆花」舞台挨拶+洸美−hiromi−さん主題歌生披露+モトーラ世理奈さんメッセージ

(7:30pm〜): 「コンプライアンス」斎藤工監督登壇予定

10/4  (5pm〜):  大林恭子さんからのメッセージ+関係者トークショー

(6:30pm〜):  JFFLA2020 アワードセレモニー

(出演は予定であり、変更の場合もあります)

詳細はwww.jffla.orgにアクセスしてください。

また、今年も上映後の10月4日の6:30PMから、オンラインでのアワードセレモニーが開催されます。

今年はどの作品に栄冠が輝くか、無料生放映で全世界から視聴可能の予定です。 本映画祭のチケットは配信プラットフォーム上でご購入いただけます。www.jffla.org

 

【チケット・インフォメーション】

*視聴方法:ビデオ・オン・ディマンド(VOD)方式

*映画はアメリカ全土で視聴可能。舞台挨拶と表彰式は全世界で視聴可能。

*2020年10月1日(木)午前0時から、10月4日午後11時59分(米国西海岸時間)の限定公開中に配信プラットフォーム上でご視聴いただけます。チケットは開催期間中の有効です。開催期間後の視聴は不可。

 

長編作品(1作品):1本$6

中編作品は4作品、短編作品は8作品視聴可能で:$6

オールアクセスチケット(全ての映画が96時間視聴できる4日券):$50

 

会場:JFFLA2020の配信プラットフォーム上(オンライン上)https://www.jffla.org

*上映全作品は英語字幕つき、または英語での作品です。