2018/西日本豪雨災害:被害があまりにも大きいので現場に行きます
カルチュラルニュース編集長、東 繁春から
英字月刊 Cultural News は、今年で創刊20年を迎えました。わたしは、Cultural Newsでこれまで誰も作ったことのない新聞を作ってやろうと、いつも考えてきました。
というのは、約40年前、わたしは、大阪からロサンゼルスに居住地を移して以来、最初の10年間は、加州毎日(ロサンゼルス)、日米時事(サンフランシスコ)朝日新聞ロサンゼルス支局、共同通信社系列の共同ニュース社(ロサンゼルス)と、ローカルと大手の両方のメディアで働いた結果、ニュースがあまりにもローカル過ぎるか、アメリカ中心の見方に偏っていて、ロサンゼルスでは約10万人、全米では約100万人もおよぶ、在米日本人にとって必要な情報がほとんど、発信されていないと考えたからでした。
試行錯誤の20年を経て、Cultural News はアメリカに暮す日本人にとって必要な情報源のプロトタイプになってきました。最新版の7月号を無料公開しますので、下記のリンクからPDF版をご覧になってください。
http://www.culturalnews.com/wp-content/uploads/2018/07/Cultural-News-2018-07-July.pdf
2011年3月発生の東日本大震災を発生時とその後3年間にわたり東北3県を訪問し、また2016年4月発生の熊本地震の発生直後にも現地を訪問し、災害は規模が大きければ大きいほど、現地に行って自分の目で見なければ、全体が理解できないと思いました。
今回、7月5日から8日までに降り続いた豪雨によって西日本の広い地域で大災害が起こりました。
災害の発生時から、被災地の県庁や市役所から発信されるメールや広報ウエッブ、ふつうの民間人と同時に政府や役所によるTwitterや Facebook で、被災地のようすが直接、ロサンゼルスにも届いています。
今回の豪雨災害の被害は13県にわたり、死者は200人以上、住宅は3万戸以上に被害が出ました。わたしの故郷・広島県呉市では24人の死者が出て、住宅1000戸に被害がありました。
今回の災害報道は、月刊英字新聞Cultural News 7月号、ウエッブサイト http://culturalnews.com/HelpKure (日本語)http://culturalnews.com/AidHiroshima (英語)に掲載中です。
わたくし、カルチュラルニュース編集長、東繁春は、8月2日から8月9日まで、わたしの故郷、広島県呉市を中心に、西日本豪雨災害の現地取材を計画しています。
この取材活動には、ロサンゼルスからの飛行機代、日本での交通費、宿泊費など、経費約3000ドルの見込みです。
Cultural News は広告に頼らず、年間30ドルの購読料だけで、運営しています。つきましては、今回の広島現地取材のために、ドネーションをお願いしています。
送金方法は、http://culturalnews.com/project に掲載しました。
カルチュラルニュース編集長、東 繁春