カルチュラル・ニュース2012年11月号の日本語要約
11月3日、ロサンゼルス総領事館から、平成24年秋の叙勲受章者のうち、ロサンゼルス総領事館管内の受章者が発表されました。
ロサンゼルスの広島・長崎原爆被爆者の会のリーダーを長年務めてきた据石和江(すえいし・かずえ、85歳))さん、に旭日双光章が贈られることになりました。据石さんはパサデナ生まれで、生後9カ月で、両親といっしょに広島に戻りました。被曝時は、18歳で、広島第一高等女学校を卒業し、三菱重工業で女子挺身隊として働いていました。戦後、ロサンゼルスに戻り、結婚しました。
長年にわたって、自発的に被曝体験を語り続けていましたが、2010年11月と2011年10月には日本の外務省から「非核特使」の任命を受け、ロサンゼルスの日本人学校や国連軍縮・核不拡散教育で被曝体験を語ってきました。(写真は、11月21日にロサンゼルス総領事館公邸で行われた叙勲伝達式)
このほかのロサンゼルス管内の叙勲受章者は、全米日系人博物館の元館長、アケミ・キクムラ・ヤノさん(68歳)、カリフォルニア工科大学名誉教授のアラン・ジェームズ・アコスタさん(88歳)です。キクムラ・ヤノさんには、日系人史の研究で旭日小綬章が、アコスタさんには、日本の液体ロケット技術の発展に貢献したことで、旭日中綬章が贈られます。
ミステリー作家、東野圭吾の2009年の作品「聖女の救済」が、英語タイトル「サルベーション・オブ・ア・セント」でミューヨークのミノタウロス・ブックス社から出版されました。(東しげ春の感想=東野圭吾の作品は、これまで、日本語で読んだことがなく、この英訳本が初めてでした。現代の日本人の生活のようすや、どんなことを考えているのかが、うまく、英語で描かれています。結末も意外な展開で、おもしろいミステリー小説でした。また、ミステリー小説は、外国語で訳しても、内容が伝わりやすい、ジャンルと思いました
ロサンゼルス・カウンティー美術館の、今年で25回目になる日本美術レクチャーは、12月2日にニューヨーク・ジャパン・ソサエティー学芸員の手塚美和子さんを迎えて、日本人作家による現代美術をテーマの講演会を行います。
ロサンゼルスとサンフランシスコで民謡を教えている佐藤松豊師匠が、島根県と鳥取県から民謡名人を呼んで「日米交流民謡郷土めぐり」を開きました。松豊師匠の主宰する松豊会と島根県の民謡プロ佐藤松弘美師匠とその同行者が、10月12日にサンフランシスコで、10月14日にロサンゼルスで民謡大会を開きました。
ロサンゼルスの日本舞踊「藤間勘須磨会」が、歌舞伎研究の第一人者レオナード・プロンコ博士の企画による「カブキ・ダンス」を10月21日、ロサンゼルス郊外のクレアモントにあるキリスト教宣教師の引退者施設で公演しました。
国際観光振興機構(JNTO)を定年退職後、ライター活動をしている東京の北出明(きたで・あきら)さんが、、11月18日に、ロサンゼルスのホロコースト博物館で、1940年にユダヤ人難民を助けた日本人の記録を講演します。









