(サクラメント発)
連邦災害失業支援の業務を担当しているカリフォルニア州雇用開発局(EDD)は3月17日、ロサンゼルス・カウンティーの災害被災者が連邦災害失業支援(DUA)を申請する期限が、3月10日から6月10日(火曜日)に延期されたことを発表しました。
また、申請をしてからの書類提出期限が、21日間から90日間に延長されました。
この決定は、連邦緊急事態管理庁(FEMA)が申請していた、申請期限の延長と書類提出期間の延長が、アメリカ合衆国労働省によって承認されたためです。
連邦災害失業支援の必要書類には、直近の連邦所得税申請書、小切手の半券、または災害発生時に申込者が就労または自営業をしていたことを裏付けるその他の書類が含まれます。自営業者は、銀行記録、政府機関記録、または事業内容を知っている個人の宣誓供述書を使うことができます。
すでに連邦災害失業支援を申請しているが、まだ書類を提出していない申請者は、当初の21日間ではなく、90日以内に書類を提出する必要があります。書類の未提出者にはカリフォルニア州雇用開発局(EDD)から、通知が送られます。
連邦災害失業支援(DUA)は、通常の失業給付金を受ける資格がなく、災害のために仕事を失ったり、労働時間が短縮されたりした自営業者も対象としています。6月10日の申請締切日以降であっても、正当な理由があれば、申請が受理されるます。
最も迅速で簡単な給付金の申請方法は、オンラインmyEDDを使う申請です。このサイトからUI Online を選択します。 選択は、英語、スペイン語、アルメニア語、簡体字中国語、繁体字中国語、韓国語、タガログ語、ベトナム語で行うことができます。
オンラインで申請する場合、申請者は、給付金が郵送のデビットカードや小切手ではなく、個人の銀行口座に自動的に振り込まれる口座振込を選択することが奨励されます。
連邦災害失業支援(DUA)の給付金は2025年1月12日の週からの損失に適用されます。対象となるフルタイム・ワーカーは、週186ドルから450ドルを最長26週間受け取ることができます。アルバイト・ワーカーも給付金を受ける資格があります。2025年1月12日時点で失業していた有資格者は、1月12日以降に申請しても、その日に請求開始を申請できます。この緊急給付の最終支払週は2025年7月12日です。
カリフォルニア州雇用開発局(EDD)は、連邦災害失業支援(DUA)給付の申請が出された時点で、まず申請者が通常の失業給付金を受ける資格があるかどうかを確認します。
申請者は、カリフォルニア州雇用開発局(EDD)が連邦災害失業支援(DUA)の申請手続きを行っている間に、通常の失業資格が適用されないという証明書をとらなければなりません。カリフォルニア州雇用開発局(EDD)は、申請者にたいして連邦災害失業支援(DUA)か、通常の州の失業給付金の、どちらかひとつしか、支払うことができません。
カリフォルニア州雇用開発局(EDD)は、災害被災者の失業給付金についての相談窓口を開設しています:
• 英語: 1-833-998-2284
• スペイン語: 1-855-964-0634
• その他の言語: 1-800-300-5616
担当者は午前8時から午後5時まで対応しています。(太平洋時間)、月曜日~金曜日のカリフォルニア州の祝祭日を除く。
カリフォルニア州雇用開発局(EDD)の担当者には、Disaster Recovery Centers (DRC) とカリフォルニアのアメリカ就職センターの各拠点でも直接支援を受けることができます。
今回のロサンゼルス大火災では、1月8日にアメリカ大統領による大規模災害宣言(FEMA-4856-DR)を受けて、FEMAは、仕事や自営業を失ったロサンゼルス・カウンティーの居住者を、連邦災害失業支援の対象になることを決定しました。