2023: 長崎被爆者・坂田英夫 (1935-2023) : ロサンゼルス・リトル東京で平和絵画展”A Bridge for Peace” 8月6日から27日まで、国際アーティスト団体ランタン・オブ・ザ・イーストが主催

坂田英夫 (1935-2023)

国際アーティスト団体LELA (Lantern of the East Los Angeles) は、8月6日(日)から8月27日(日)まで、ロサンゼルス・リトル東京のザ・マケリー・ギャラリーで平和展 ”A Bridge for Peace”を開催します。

「平和」をテーマに約50名の国際的な中堅画家たちが作品を発表します。ウクライナ戦争が続き、核兵器使用の脅威が高まる中、反戦、反核を訴えます。主宰は、LELAの創始者の一人、長崎の被爆者である坂田英夫氏(87、坂田さんは7月30日に亡くなられました))です。坂田氏は長崎の被爆者です。

8月6日(日)のオープニング・セレモニーでは、犠牲者への黙祷。書道家でダンサーの芳田訓晴(よしだ・くにはる)氏がパフォーマンス、長崎在住の被爆2世、石田久美さんが被爆者の体験を語り継ぐ「交流証言者」としてズーム講話を行う予定です。

LELA(ランタン・オブ・ザ・イースト・ロサンゼルス)は、長崎県美術館県民ギャラリーで開催される、「8.9平和展」に40年以上も海外参加団体として出展し、今年はロサンゼルスにおいても独自に平和展を独自に開催します。長崎のアーティストの6作品もロサンゼルスで展示されます。

このほか、8月19日(土)午後3時から5時までは、裏千家淡交会ロサンゼルスによる茶道のデモンストレーション(チケット10ドル)、8月27日(日)クロージング・セレモニーでは画家、パフォーマンス・アーティストの金村健司氏がパフォーマンスを行います。

 

When:  8月6日から8月27日

8月6日オープニング・セレモニー、午後3時から

What: 約50名(日米多人種)による平和をテーマとした作品の展示

Where: “The Makey” 260 South Los Angeles Street, CA 90012

 

日本語での問い合わせ:新井淳蔵(イベントボランティア)sorackusa@gmail.com

 

*LELA(ランタン・オブ・ザ・イースト)

20世紀末の現代美術界の動向に危機感を抱いた4人のアジア人アーティスト、

リー・キソン、坂田英夫、P・ケムラージ、上條陽子により、1974に始められた芸術活動。アートが人種、信仰、国境の垣根を越えて、問題を抱えた現代世界の人々を団結させ、内なる平和と幸福を見出す手助けをすることを目的に活動を続ける。

ホームページ:www.lelainternational.org/