カルチュラルニュース編集長、東 繁春 (ひがし・しげはる)
1950年代に日本に生まれ、日本で育ったわたしは、日本のことについてあまり知らずに大人になってしまいました。1945年、日本は戦争でアメリカに負けました。アメリカ軍の占領下で、日本国憲法や日本の教育制度は根本的に変わりました。アメリカやヨーロッパの考え方、文化、芸術については詳しく教えらるようになり、日本の考え方や伝統、文化はほとんど教えられなくなりました。
1980年代にロサンゼルスに来て、日本人コミュニティー新聞で記者を始めた、わたしは、やがて、日本の伝統文化を熱烈に愛するアメリカ人に出会います。こうした日本文化を愛するアメリカ人と、そしてわたしのように、日本を出て初めて、日本文化の価値にめざめた日本人を対象に、わたしは、1998年7月に月刊英字新聞 Cultural Newsを創刊しました。
月刊英字新聞 Cultural News の創刊からやがて20年を迎えます。わたしはCultural Newsという名前を使って次の4つの仕事をやっています。1)月刊英字新聞 Cultural News の発行、2)Webサイト:Cultural News (英語版)とWeb新聞:カルチュラルニュース(日本語版)の発行、3)英語版と日本語版のEメールニュースの発信、4)東繁春のスマホなんでも相談の名称で、インターネット情報の使い方を、普及しようとしています。
この4つの活動を合わせたCultural Newsの2017年の年間事業費は3万ドルです。篤志家の寄付にたよらなくても、ふつうの個人で運営できる事業をめざしています。月刊英字新聞 Cultural Newsの年間購読料は30ドルです。年間購読料30ドルを払って、Cultural News の発行を応援したいというボランティア購読者1000人によって、英字新聞 Cultural News は支えらています。
この度、月刊英字新聞Cultural News の9月号を発行しました。あなたも、Cultural News ボランティア購読者になりませんか。購読申し込みは、www.culturalnews.com/kodiku へ進んでください。

カルチュラルニュース編集長、東 繁春