2016/茶道の裏千家ロサンゼルス協会が、熊本地震義援金のための茶会を、9月25日に、リトル東京で開催しました

裏千家淡交会ロサンゼルス協会が9月25日に熊本地震義援金のためにリトル東京で、開いた茶会。(写真提供=裏千家淡交会ロサンゼルス協会)

裏千家淡交会ロサンゼルス協会が9月25日に熊本地震義援金のためにリトル東京で、開いた茶会。(写真提供=裏千家淡交会ロサンゼルス協会)

<裏千家淡交会ロサンゼルス協会からの告知、掲載日、2016年10月10日>

裏千家淡交会ロサンゼルス協会・熊本地震義援金募金茶会 報告書

2016年9月25日(日)ロサンゼルス市内リトルトーキョーにある日米文化会館にて、当協会主催の熊本地震義援金募金茶会が開かれた。この日は当地ではインディアンサマーと呼ばれる、秋としては暑い一日となったが、当初予想以上の120名近いお客様をお迎えすることができた。

会館側の都合により当日の朝の茶席設営となったが、茶会の開始時間に間に合うよう、教授部、幹事、手伝いの会員が全員で協力しあって準備が整った。 上杉幹事長から一同に感謝の念を込めた挨拶の後、各々担当部署についた。

午前9時半席入りの第1席から、午後2時半席入りの第7席まで、1席16名前後のお客様をおもてなしさせて頂いた。お客様は受付を済ませたあと、案内係の案内で待合香煎席に進み、香煎茶と当地風月堂製の主菓子「錦」を頂いた後、本席へ。

教授部担当の本席では、点茶盤で濃茶がふるまわれた。大寄せの茶会ではあるが、教授部の先生方による落ち着いた点前で一碗が練られ、濃茶席にふさわしい静かで緊張感のある茶席となった。

その後、薄茶席へ移動。全面、ガラス張りで囲まれ、そこから見える当会館自慢の日本庭園を借景にした野点の趣向で、この季節にふさわしく茶箱・月点前で薄茶がふるまわれた。

青年部を中心に英語部、幹事が協力し合い、若々しい茶席となった。 お客様も真剣な若人の姿勢に微笑み、くつろいだ様子で一碗を楽しまれた。 最後に点心席に入り、それぞれのテーブルで談笑されながらお弁当を召し上がり、秋の一日を満喫された様子で、お帰りの折には喜びとお礼の言葉の数々を頂戴した。

この日、本席の床には肥後徳利籠の花入が荘られ、薄茶席では阿高焼の茶碗に加え<淡交会青年部ナショナルコンファレンス2016 inいわき記念.>の交換茶杓を使用し、それぞれの席で熊本にゆかりの品と被災者を力づける想いを配した道具組にした。

また、点心席の一角を特別販売コーナーとして、協会員有志からの寄付による手びねりの茶碗や、着物、帯などの販売も行われ、来場のお客様に大変好評だった。 売上金はすべて熊本への義援金に加算された。

熊本地震の被災者の方々に思いをはせ、あいやUSAよりお濃茶「芳香の昔」が寄付され、風月堂より特別価格のお菓子などご厚意を頂いた。 会費に加え予想以上の寄付金、また大勢の協会員が援助、協力を惜しまず、今回の募金茶会を成功させることができた。

多くの方々の温かいご厚意が込められた収益金は、すべて熊本地震義援金として、ロサンゼルス熊本県人会を通して熊本に寄付される。