南カリフォルニアのコロナ感染のようすがわかる地図(最新情報)
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(カルチュラルニュース編集長、東 繁春)コロナ感染の実態を国や地域で比較する場合、公表された数字だけで比べると、大きな間違いになります。まず、国を比較する場合、国別に発表されている数字をそのまま比べることは意味がありません。比べる時は、基準を統一しなければなりません。まず、人口です。日本の人口は1億2000万人、アメリカ合衆国の人口は3億3000万人ですから、アメリカの数字は約1/3にしないと、日本と比較できません。
コロナ感染を比較するとき、東京都の人口が約1400万人です。ロサンゼルス・カウンティーの人口が約1000万人で、隣のオレンジ・カウンティーの人口が約320万人ですから、東京都とロサンゼルス・オレンジの両カウンティーを比較すると人口がほぼ同じになります。こうして人口を揃えると、比べることに意味があります。
東京都新型コロナウイルス感染症対策サイトは下記のとうりです。https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp
ロサンゼルス・カウンティーのコロカ感染の報告は下記のサイトで毎日更新されています。
http://publichealth.lacounty.gov/phcommon/public/media/mediapubdisplay.cfm?unit=media&ou=ph&prog=media
オレンジ・カウンティーのコロナ感染の報告は下記のサイトで毎日更新されています。
https://occovid19.ochealthinfo.com/coronavirus-in-oc
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ロサンゼルス・カウンティーでは新規陽性者が、7月23日は3,058人、24日が2,600人、死亡が23日は7人、24日が10人になりました。
ロサンゼルス・カウンティーで新規陽性者が3,000人を超えたのは2月13日以来です。ロサンゼルス・カウンティー公衆衛生局は、感染急増の理由を、感染力の強いデルタ変異株が増えたためと、ワクチン未接種者がマスクを付けず動き回っているためと説明しています。米国疾病予防センター(CDC)の基準によれば、ロサンゼルス・カウンティーは市中感染が危険なレベルになっています。
入院は、23日が655人、24日が688人でした。24日のICU入院は144人(21%)でした。1週間前の7月16日の入院は452人でした。
24日までの累積の新規陽性者は128万1,760人、累積の死亡は2万4,624人でした。これまでにコロナ検査を受けたひとの数は724万1,000人でした。陽性率は16%でした。24日の陽性率は4.9%でした。
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ジョン・ホプキンス大学のコロナウイルス資料センターによれば、全米のカウンティー行政区の比較で、ロサンゼルス・カウンティーが、依然として、累積死亡者数と累積感染者数の比較で、全米の最悪1位にランクされています。https://coronavirus.jhu.edu/us-map