ロサンゼルスのコロナ感染:10月31 日- 11 月5日発表: 1日の新規感染者数が8月以来、最高の2,065人に

(カルチュラルニュース編集長、東 繁春)カリフォルニア州ロサンゼルス・カウンティー行政区(人口1000万人)の公衆衛生局は、毎日、コロナ感染者数、死亡者数を発表しています。今回は、10月31日から11月5日までのプレスリリースから、コロナ感染のようすをお伝えします。

5日発表の新規感染者数は2,065人で、8月以来の1日の最高人数になりました。この数字には、バックログ(報告が遅れた事例)は含まれていません。

1日の入院感謝数も、4日の発表が817人、5日の発表が825人と、2日連続で800人を超えています。

仕事場での感染事例が増えています。9月6日から19日までの2週間の職場での感染事例は23件でしたが、10月4日から17日までの2週間の職場での感染事例は40件が報告されています。

しかし、死亡者は減少を続けています。ラテン系の死亡率、7月と8月は人口10万人あたり6人と、同じ時期の白人の死亡者数の4倍でした。10月31日の時点では、ラテン系の死亡者率は人口10万人あたり1.4人に減っています。同じ時期の白人、黒人、アジア系の死亡率は人口10万人あたり1人以下になっています。

 ロサンゼルス・カウンティー行政区(人口1000万人)の感染状況(時系列)

(+前日比)死亡者・入院済<入院中>・(+前日比)感染確認・検査済

これまで、ロサンゼルス・カウンティー住民として記録されていたひとが、その後、住民でないことが判明し、統計が修正されることがありますので、前日比と死亡者数、あるいは感染確認者数が一致しないことがあります。

(+前日比)死亡者・入院済<入院中>・(+前日比)感染確認・検査済
11月04日 (+25) 7,140   25,065<825> (+2,065) 315,564  3,200,000

11月03日 (+22) 7,117   24,984<817> (+1,843) 313,562  3,182,000

11月02日 (+23) 7,097   24,785<798> (+1,224) 311,745  3,164,000

11月01日   (+2) 7,076   24,683<777> (+1,406) 310,595  3,160,000

10月31日   (+4) 7,074   24,672<799> (+1,590) 309,190  3,140,000

10月30日 (+15) 7,071   24,670<783> (+1,326) 307,618  3,100,000

10月29日 (+26) 7,056   24,587<743> (+1,296) 306,327  3,101,000

10月28日 (+19) 7,044   24,391<750> (+1,745) 305,070  3,080,000

10月27日 (+20) 7,040   24,239<755> (+1,351) 303,369  3,061,000

10月26日 (+29) 7,027   24,002<747> (+1,586) 302,077  3,046,000

10月25日   (+8) 7,000   23,830<767>   (+861) 300,614  3,020,000

ロサンゼルス・カウンティーのコロナ感染状況(累計)2020年1月25日から10 月15日までの統計は下記URLに掲載されています。 https://digest.culturalnews.com/?page_id=14303

 カリフォルニア州ロサンゼルス・カウンティー行政区(人口1000万人)公衆衛生局は、11月05日、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染について以下のように発表しました。

11 月05日の発表では、コロナウイルスに感染したことが確認されている現在の入院患者は825人で、このうち、29%がICU(集中治療室)に入っています。これまでの累積の入院者数は25,178人になりました。

11月05日発表の新たな死者は25人で、累計死亡者数は7,140人になりました。新たな感染確認者は2,065人でした。累計感染者数は31万5,564人になりました。

11月05日までに、ロサンゼルス・カウンティー行政区内で、コロナ検査を受けた人の数は、約320万人になりました。この内、陽性反応は約9%でした。

「ロサンゼルスのコロナ問題」は、ロサンゼルスのカルチュラルニュース編集長、東繁春によって編集・発信されています。情報源は、毎日、発表されるロサンゼルス・カウンティー行政区公衆衛生局のプレスリリースです。この記事についての問い合わせは、東、higashi@culturalnews.com へ送ってください。

日本文化のすばらしさを伝える仕事

(カルチュラル・ニュース編集長、東 繁春)カルチュラル・ニュースは、日本文化のすばらしさをロサンゼルスで伝える仕事をしています。 カルチュラル・ニュースは、PDF版ニュースの発行、日本語と英語のウエブサイトの運営、メール・マガジン形式(Eメール)での日本語と英語記事の拡散、ビデオ会議アプリをつかったオンライン会合の開催のプロジェクトを同時進行しています。

カルチュラル・ニュース編集長、東 繁春のビデオあいさつ https://youtu.be/y2plt7OrUI4

これらのプロジェクトを達成するために年間5万ドルの予算が必要です。Cultural Newsの購読で約2万ドル、募金で約3万ドルを集める計画を立てました。 2020年10月末までに、約1万ドルが集まりました。

11月と12月の2カ月で2万ドルを集める目標です。協力をお願いします。 寄付の送り方は下記URLをご覧ください。 https://digest.culturalnews.com/donation