2015/ロサンゼルスのアーティストと広島の小学生が日本語と英語で、平和への祈りを歌う

Inori

Inori

https://youtu.be/3p_BkGDloF8

ケイコ・カワシマ

YouTubeビデオの「祈り~ Sadako’s Prayer」が最終的に完成しました。この大切な仕事の一部をやらせていただいたことは私にとり、とても意味のあることでした。世界平和を祈りながら千羽鶴を折り続けた佐々木禎子さんの願いがこれからも続いていくことを信じています。

Nobori Cho Elementary School

Nobori Cho Elementary School

この歌は佐々木禎子さんの甥の佐々木祐滋さんが作曲されました。彼の歌を二ヶ国語でレコーディングすることに協力していただいたことに感謝します。日本語がわからないかたでも大切なメッセージを受け取っていただけることと思います。

祐滋さんの曲を二ヶ国語で構成するように提案したのはスコット・ナガタニです。2013年の秋に東京へ行った際に、祐滋さんに提案し、彼の賛同のもとに、2014年にロスアンゼルスにてレコーディングを行いました。子供たちの歌声のレコーディングも初め、Wings of Peace(ロスアンゼルスの青年コーラスグループ)をレコーディングし、去年の秋には広島へ行き、幟町小学校のコーラスをレコーディングしました。

音声のレコーディングは12月に終了し、この度、ビデオが完成しました。スコットさんの献身的な努力のお陰です。このプロジェクトに協力してくれたアーティストのみなさまに感謝します。最初から最後まで意味のある創造性に富んだ仕事でした。

ペーペークレイン

ペーペークレイン

先日広島で行われた写真家の清水顕さんの展示会のオープニングに参加することができました。清水さんの急なご逝去により、ご自身は展示会をご覧になることができませんでしたが、彼の強い思いがそこにはありました。旧日本銀行広島支店(現在は広島の歴史跡地として展示場として使われています。)で清水さんのお地蔵様の写真とペーパークラフトの箱が展示されています。

ペーパークラフトの箱は幟町小学校の子供達によって平和のメッセージと絵が描かれています。幟町小学校は佐々木禎子さんが原爆による症状がでる以前に通学していた小学校です。禎子さんはその後入院され他界されました。 今年の終わりには、同じペーパークラフトの箱がアメリカに渡り、子供達に手渡されます。

この歌のメッセージが世界中に伝わり、自分たちに出来る小さなことから、世界中の人が平和を守る道を見つけることを願っています。 子供たちのために。全ての人たちのために。

永遠に。