100年以上続く日本の農業功績者の表彰に、サンディエゴ近郊のキノコ生産会社の社長が選ばれる

1894年以来継続している大日本農会の農事功績表彰を受けた、中西和彦さん(左)と重田克己さん(右)。中央は、武藤顕ロサンゼルス総領事。2019年12月10日、ロサンゼルス総領事公邸にて。(Cultural News Photo)

明治27年(1894年)以来継続している大日本農会(第7代総裁=秋篠宮文仁後嗣殿下)の令和元年度・農事功績表彰伝達式が、ロサンゼルス総領事公邸で12月10日、午後に行われ、サンディエゴ北郊外に生産工場があるホクト・キノコ・カンパニーの社長兼CEOの重田克己さんと、ロサンゼルス郊外で庭師を50年以上にわたって続けている中西和彦さんがロサンゼルス近郊のグレンデール市が管理する日本庭園の改修工事に貢献したことで、表彰を受けた。

重田さん、中西さん、ともに、緑白綬有功章の賞状と記章が、武藤顕ロサンゼルス総領事から渡された。

ホクト・キノコ・カンパニーは従業員150人で、年商2000万ドルのキノコを生産・販売している。2006年の設立で、重田さんは2008年から社長を務めている。

ホクト・キノコ・カンパニーは、日本でキノコ販売、年商600億円のホクト株式会社(本社長野県)の100%子会社。ホクトは、台湾とマレーシアにも子会社を持っている。米国でのキノコ市場は発展していて、ホクト株式会社は、第2工場を構想している。

中西さんは、グレンデール市の公園内にあるフレンドシップ日本庭園の改修工事が日本政府の援助によって行われた2018年に、ボランティアを募り、改修工事を援助した。

伝達式には、中西さんの関係では、グレンデール市内の日本庭園の関係者、中西さんが会長を務める佐賀県人会メンバーなどが、重田さんの関係ではホクト・キノコ・カンパニーの社員などが参加した。