JERC 日米教育サポートセンター主催

Japanese Educational Resource Center幻の名作映画『氷雪の門』上映会

71年前の終戦直後の忘れてはならない歴史の真実
樺太・千島列島を検証

2017221日(火)
開場: 午後5時30分 /開演:午後6時
会場:Toyota USA Automobile Museum
19600 Van Ness Ave., Torrance, CA 90501
参加費:$ 10/飲み物、リフレッシュメント付

<お問合せ、参加お申込はJERC事務局まで>
Japanese Educational Resource Center
23545 Crenshaw Blvd., Suite 102, Torrance, CA 90505
Phone: (310)373-4888 or (310)502-3603
E-mail: office@jerc.org
www.jerc.org

参加費$10は、チェック(JERC宛)を事務局まで郵送いただくか、クレジットカード(VISA or Master)にて対応させていただきます。事務局までご連絡をお願い致します。

席に限りがございますので、お早めにお申込み下さい。

映画『氷雪の門』の上映会開催にあたり

この度JERC日米教育サポートセンターでは、2017年2月21日(火)午後6時より、トーランス市にありますToyota USA Automobile Museumに於きまして、映画『氷雪の門』を上映することになりました。

日本国内に於きましても、近代史を学校教育の中で子ども達に教えていかなければならない、と叫ばれている昨今、当団体では正しい歴史教育の一環として、ぜひ多くの皆さまにご覧いただきたい、幻の名作映画『氷雪の門』の上映会を企画いたしました。

真実の歴史とは・・・。

この映画『樺太1945 年夏 氷雪の門』は、1974 年公開の日本映画。株式会社JMP が製作。

太平洋戦争はすでに終末を迎えようとしていたが、戦禍を浴びない樺太は緊張の中にも平和な日々が続いていた。だが、ソ連が突如として参戦、日本への進撃を開始した。

北緯50度の防禦線は瞬く間に突破され、ソ連軍は戦車を先頭に怒涛の如く南下して来た。罹災者たちは長蛇の列をなして南の海をめざして逃げた。さらに想定外にも終戦直後の8月20日、霧の深い早朝であった。突如、海上にソ連艦隊が現れ、真岡の町に艦砲射撃を開始した。ソ連の侵攻はやまなかったのである・・・・・

1945 年(昭和20 年)8 月15 日の玉音放送後も継続された、ソ連軍の樺太(現サハリン)侵攻がもたらした、真岡郵便電信局の女性電話交換手9 人の最期(真岡郵便電信局事件)を描いている。

志願して職場に留まり、そのために追い詰められた関根律子ら女性交換手達は、各地で市民が次々と殺害される状況を通信で知り、自らも青酸カリによる自決を選んだ。9 人の乙女の像にも刻まれた「みなさん、これが最後です。さようなら、さようなら」が通信最後の言葉となった。

1974年全国で公開されたが、2週間で上映中止。その後も『氷雪の門』は元スタッフの手で一部名画座での限定上映や、ホール等での非劇場上映などが行なわれていたが、製作から約36年後の2010年(平成22年)7月17日より全国で順次劇場公開されることになった。