日本ですっかり定着した Telework という言葉と江戸時代の庶民の学校であった寺子屋をかけて、作った言葉です、「テレこや」を始めます。
ミネアポリスで逮捕時に起きた白人警察官による黒人死亡事件を発端として、アメリカ全土で、黒人差別を糾弾する運動が広がっています。アメリカの人種差別を考えるとき、日本人は、アメリカでの日本人差別の歴史を知ることが原点ではないかと、わたしは、考えています。
例えば、ロサンゼルスの日系人の「こころのふるさと」となっているリトル東京の始まりは、1900年ころの人種隔離政策の結果だったからです。日本人移民に限らず、すべての白人以外の人種は居住地が決められていたからです。
リトル東京は1930年代には、人口が約4万人で、ロサンゼルスに住む日本人の大半が集中していたのですが、その理由は、日本人はリトル東京にしか住むことを認められていなかった、からです。
ロサンゼルスでの人種隔離政策は1950年代まで続き、法律的な差別が是正されていくのが1960年代になってからです。法律的に平等になっても、長年、身についた習慣は、長く残ります。今のアメリカでは、連邦の法律も、地方行政の法律も人種差別は無くなっているのですが、今、アメリカで問題になっているのは、習慣として残っている人種差別のことではないか、と私は考えています。
最近の「LAビデオ会合」で、1960年代のアメリカ社会を体験した方の話を聞いて、驚くことがたくさん、ありました。それで「テレこや」第一回シリーズでは、「1960年代のアメリカ」をテーマにします。1960年代にアメリカで生活をした方を募集します。経験を教えてください。
連絡先は higashi@culturalnews.com または、(213) 819-4100 東まで。
カルチュラルニュース編集長、東 繁春
