広島ウエビナ― / 原爆復興シリーズ / 平和記念公園と設計者・丹下健三、6月24日、午後7時(ロサンゼルス時間)

カルチュラル・ニュースが主催するオンラインイベントを紹介します。

広島ウエビナ―/ 原爆復興シリーズ
広島平和記念公園と設計者・丹下健三
6月24日(木曜日)午後7時から(ロサンゼルス時間)

講演者は日本語で話しますが、質疑は英語で進行します。

 

Free Webinar by Cultural News, Los Angeles
Thursday, June 24, from 7:00 pm –8:30 pm
Hiroshima Reconstruction After Atomic Bombing: Peace Memorial Park Plan by Tange Kenzo

参加希望者は下記のURLから登録してください:
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_1VAHnDb1QJOw9h8v1aslXw
登録後、確認のEメールが送らてきます。

(カルチュラル・ニュース編集長、東 繁春)今、原爆が投下された広島の爆心地に行くと、美しい公園が広がっています。私は、広島市の近郊、呉市で生まれ育ったので、平和公園は50年以上前から知っています。しかし、この美しい平和がどのように作られたのだろうという問題意識を持つようになったのは、2011年3月の東日本大震災を取材して東北3県を3年続けて訪れたときでした。

日本の近代の歴史として、広島の原爆からの復興と、東北各地の津波被害からの復興に、連続性があることに気が付いたのでした。

昨年、8月6日に、広島の原爆記念日をオンラインで、ロサンゼルスで共有するイベントをしたことがきっかけで、広島市の職員を退職した山崎学さんに、広島の復興のさまざまなエピソードを、毎月、オンラインで語ってもらいました。

最初は、日本語の分かるひとだけを対象にしていたのですが、英語の要約文を見せながら、山崎さんに語ってもらうやり方を作り上げました。

山崎さんの広島復興シリーズはこれまで、縮景園(日本庭園)と広島城を英語バージョンで行い、大変好評でした。今回6月24日、木曜日、午後7時(ロサンゼルス時間)では、建築家・丹下健三氏を中心に広島平和記念公園がどのように、作られていったのかを紹介します。

丹下氏は、愛媛県今治市で育っていますが、東京帝国大学(現在の東京大学)に進む前は、広島高校(当時)で3年間を過ごしています。丹下氏は広島平和記念公園の設計にあたり、自身の広島との因縁を強く意識していました。