2015/ロサンゼルスの作家、金井ジョンさんが、11月23日の敬老施設の売却に反対する集会への参加をよびかけ

<<<カルチュラル・ニュース編集長、東 繁春から>>>

敬老引退者ホームの文化サロン「ソーシャル・アワー」で毎月、「日本語」をテーマにボランティア講演をしている作家の金井ジョンさんから下記のメッセージが発信されています。

金井さんは、敬老ホームでの講演をまとめた『そうだったのか ニッポン語ふかぼり読本』を東京・知玄舎から出版しています。

敬老施設の売却問題、金井さんの著書については、カルチュラル・ニュースの日本語情報サイト http://digest.culturalnews.com をごらんください。

また、このEメールの内容は、音声ファイル「カルチュラル・ニュース・ラジオ」でも聞くことができます。https://youtu.be/EHDWHwYojZ4

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<<<ロサンゼルスの作家、金井ジョンさんから>>>

Subject: お力をお貸しください

きょうは「Save KEIRO」のメンバーとしてみなさんのご協力をお願いしたく、この場をお借りします。11月23日に催される大集会のフライヤーを添付します。「Save KEIRO」の動きも佳境に入ってきました。この大集会は、この運動の要となります。みなさんのお力をお貸しください。

KEIROの売却話が持ち上がったのは2・3年前だったと思います。話がまとまりエスクローに入った時点でも、入居者の間でこのことが話題に上るこ とは殆んどありませんでした。

一回目のエスクローが駄目になった時も、日系社会が感じたことと、さほど違わなかったと思います。安堵とともに、このようなことはもう二度と起こらないだろうという思惑があったのでしょう。

個人経営ではなく非営利団体だからという思いが、そのようにさせたのだと思います。

私も同じような考えでした。今回の話が持ち上がったふた月前も、そのことは変わりませんでした。

ですが10月15日にKEIROの経営者主催で開かれた公聴会に出向いたとき、私の憤りは頂点に達しました。多くの反対派が集まりましたが、その中には多くの入居者の姿もあったのです。

顔なじみの方たちに話を聞くと、憤慨した様子のみなさんが、「私たちも何にも知らされてないの よ」と口を揃えました。

KEIROという組織の主人公は、スタッフやボランティアではありません。ましてやCEOで も理事会でもありません。入居者の一人ひとりです。

その主人公のみなさんをないがしろにし、詳細を知らせずに事を運んだということが、どうしても許せません。

みなさん、お力をお貸しください。来週の月曜日の7時から9時まで、時間の都合の付く方は是非お越しください。

ジョン金井

The Ad Hoc Committee to Save KEIRO announces Town Hall Meeting on Monday, Nov. 23 from 7:00 – 9:00 pm at Aratani Theatre, 244 South San Pedro Street in Little Tokyo.

What did the Keiro Board hide from public and the Attorney General?

Come hear what all the buzz is about!

Announcing the next steps to stop the sale of Keiro.

www.savekeiro.org

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