俳優 串間 保 (くしま・たもつ)

俳優 串間 保 (くしま・たもつ)

『木挽き(こびき)のほほえみ』

10月3日(月)午後7時 午後6時30分(開場)

元氣倶楽部 18187 Van Ness Ave., Torrance, CA 90504

$20

 

ひとり芝居:串間保(くしま・たもつ)

串間保:宮崎県出身NHK連続テレビ小説「あまちゃん」「花子とアン」NHK大河ドラマ「八重の桜」「軍師官兵衛」「平清盛」などに俳優として出演する。舞台では、日本国内のほか、ニューヨーク、中国、韓国など海外でも活躍。舞台「サムライ高峰譲吉」で主役を務めた。 2004年11月、日米劇場で芝居「KAZUKI」公演。

木挽きのほほえみ:伊勢神宮内宮(ないくう)そばの「修養団 伊勢青少年研修センター」(宇治今在家町)に一人こもって書き上げた作品。宮崎の民謡「日向木挽唄」にのせ、少年「カイ」の成長を通して人を愛し受け入れ敬うことの大切さを描いた。文明享受の裏で見えない何か?

見失ってしまったものがあるのではないか? それを伝えなければいけない…。つなげていく、つながっていく、伝えていく、タスキを渡すことについて少しでも考えるきっかけになれば」と投げ掛ける。

叔母や、仕事を一緒にしていた愛川欽也さん、劇団昴の大先輩・西本裕行さん、萩原流行さんと身近な人の不幸が重なり、都営大江戸線の電車の中でかなりショックで落ち込んでいた時、フェイスブックを見ると友人のタイムラインに伊勢神宮の写真がアップされていたのを見てわれに返り、ふと伊勢に行かなければいけないと衝動に駆られ、伊勢神宮を参拝したり、五十鈴川を眺めたりしながら自分を客観視した。

そんな伊勢の3日目、これまでの思いや経験、学んだことなどが一挙に一つにつながり『木挽きのほほえみ』が完成した。 (伊勢志摩経済新聞記事より引用)