Weekly Cultural News: 6月にニクソン・ライブラリーで行われる沖縄返還協定の調印50周年記念に冨田浩二駐米大使がワシントンから参加

(カルチュラル・ニュース編集長、東 繁春)私は、1998年に英字新聞 Cultural News を発行し、ロサンゼルスで体験できる日本文化イベントと日本美術展を、多くの方に紹介してきました。20年以上、新聞を発行し続けていると、日米関係の様々な情報が入ってきます。

今回は、地元、ロサンゼルス総領事館の文化広報センターが毎月発行している英文メルマガ Japan Focusから話題を紹介します。昨年11月の米大統領選挙で、トランプ共和党政権からバイデン民主党政権に交代することが決まり、日本政府は、昨年12月に、当時、就任1年目の冨田浩二・駐韓大使を、新しい駐米大使に任命しました。冨田大使は1月27日、ワシントンに着任しました。

ロサンゼルス領事館は、Japan Focus 5月号で、冨田大使が6月にオレンジ・カウンティーのニクソン・ライブラリーで行われる沖縄返還協定の調印50周年記念イベントに参加することを発表しました。

1941年12月に日本軍の真珠湾攻撃で始まった日米戦争は、1945年9月の日本政府と連合国による降伏調印で、日本は、連合国軍による占領が始まります。日本人は日米戦争が終わったのは、8月15日と考える人が多いのですが、8月15日は、昭和天皇が戦闘の終結を発表した日で、正式な日本の降伏は9月2日でした。

当時の日本人は、進駐軍と呼んでした連合軍による日本占領が終了するのは、サンフランシスコ講和条約が結ばれたためです。サンフランシスコ講和条約は1951年9月にサンフランシスコで調印され、翌年1952年4月28日に発効します。つまり、日本占領が終わります。ところが、沖縄県は、例外とされ、連合軍、実質アメリカ軍の占領が続きます。

沖縄県の日本返還は、1969年11月にワシントンで行われた当時の佐藤栄作首相とニクソン大統領の会談で決定し、1971年6月17日に沖縄返還協定が調印され、翌年1972年5月15日に発効つまり、沖縄返還が実現しました。

ロサンゼルス総領事館は、冨田大使の日程は公開していませんが、50年前の沖縄返還協定の調印日が6月17日であることから、冨田大使は、この日を挟んでロサンゼルスを訪問すると推測できます。

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Contents of Weekly Cultural News, May 31 – June 06, 2021

P01: Ambassador Tomita to come to 50th anniversary event of Okinawa Reversion Agreement in Southern California

P02: Ambassador Tomita to come to 50th anniversary event of Okinawa Reversion Agreement in Southern California

P03: Japan House and Consulate General of Japan to host online conversation with world-acclaimed architect Kengo Kuma

P03: Japan House Los Angeles to present new exhibition “RECONNECTING: A Vision of Unity by Kengo Kito”

P04: Japanese Percussion Lesson #50: Let’s learn about Sanbaso

P05: Huntington Library Online Lecture “Crafting a Literati Utopia in 19th-Century Japan: The Plum Blossom Valley of Tsukigase” June 10

Ad: Uyehara Travel are preparing tours

P06: Pasadena Sister Cities Committee to host free online Koto music performance from Mishima, Shizuoka Prefecture

P06: Japan Foundation hosting Fukushima-born artist’s nomadic storytelling exhibition online through June 18

英字新聞 Cultural News は、2020年3月までは月刊タブロイド版で発行していましたがコロナ感染でロサンゼルスだけではなく、アメリカ全土で美術館や文化センターの活動が閉鎖となったため、2020年6月からオンラインの日本文化イベントを紹介する週刊ニュースレターとして生まれ変わりました。2021年4月からはワクチン接種が行きわたり美術館も再開されてきたので、再び、日本美術展を紹介しています。カルチュラル・ニュースの出版・発信の活動を応援するための非営利団体カルチュラル・ニュース協会が2019年3月に設立されました。アメリカの中の日本文化を発展させる活動にご援助ください。寄付の送り先は、カルチュラル・ニュース協会です。