2014/ロサンゼルス市立図書館の「知っておきたい日系史」講演会、10月11日は、「日系人を助けたクエーカー教徒」と「100年前に作られた生活困窮児童のための救済施設」がテーマ

Book Quiet Heroes

ロサンゼルス市立図書館のリトル・トウキョウ分館は「レクチャー・シリーズ=、知っておきたい日系史」の一環 として、10月11日、午後2時から、オレンジ・カウンティーの牧師の杉村宰さんと、サウスベイでコミュニティー活動をしているミコ有元ヘンソンさんの講演会を日本語で行います。

 

「知っておきたい日系史」

10月11日、午後2時から5時まで

Little Tokyo Branch of the Los Angeles Public Library

203 South Los Angeles Street, Los Angeles, CA 90012, (213) 612-0525

予約は不要ですが、席に限りがあります。先着60人まで。

http://www.lapl.org/whats-on/events/history-quaker-relief-work-japanese-americans

静かなヒーローたち:一世紀にもわたって、日本と日系人を助けたクエカー教徒たち

講演者:杉村宰(すぎむら・つかさ) 『静かなヒーローたち』の著者

オレンジ・カウンティーで牧師をしている杉村さんは、日米戦争中、強制収容された日系人の援助を続け、また、敗戦後の日本にララ物資を送り、復興を助けたアメリカのクエーカー教徒(フレンズ派)の記録を「静かなヒーロー」として、日本語版と英語版で出版しました。

明治時代の新渡戸稲造から始まる、日本とクエーカー教徒の関係、また皇室との関係など、一世紀にわたる知られざる歴史を、杉村さんはライフワークとして調べてきました。

『静かなヒーローたち』は、日本語版、英語版ともに20ドルで、、純益はフレンド派 (Society of Friends) に感謝のしるしとして寄付されます。

「南加小児園」100年物語

講演者:ミコ 有元ヘンソン

ロサンゼルスの「南加小児園」は今からちょうど100年前の1914年に、日本人移民の困窮家庭の児童を救済するために創立された、日系人による社会福祉施設でした.

「南加小児園」の運営のために、戦前の日系社会では、日本総領事夫人を名誉会長にして、日系社会の有力者が理事として名を連ね、「南加小児園」はちょうど現在の「敬老ホーム」のような日系社会の中心となる福祉施設でした。

有元ヘンソンさんは、100年前の移民の歴史を調べて、今ではすっかり忘れられている「南加小児園」の活動が、現在のロサンゼルス日系社会に継承されていることを見つけました。

今後の「敬老ホーム」の運営を考えて行くうえでも「南加小児園」の活動記録は参考になるでしょう。