515 高濱さんのコメント
東さん
素晴らしい、お見事、のひと言です。
中国・四国の雄である「中国新聞」の文化欄に掲載された意義は大きいですね。
地方紙の文化欄として、理想的な記事だと思います。
わたしは、地方紙の将来は文化欄の発展にあると思っています。
「地域社会が、どんな人々によって静かに変化してきたか」は、地方紙にしか掘り下げられないテーマだからです。
文化欄は今や、新聞の核だと思います。
特に優れているのは、「単なる人物追悼」に終わらず、
日本文化の米国浸透
地方都市での文化交流
日系社会の外側へ広がる太鼓文化
女性と伝統文化
草の根の日米交流
を、一人の女性の人生を通して描いている点です。
特に最後の一段、
“Shohei Ohtani's success with the Los Angeles Dodgers has contributed significantly to this trend. Additionally, the efforts of Americans like Esther Vandecar...”
で、「大谷翔平の巨大な可視的影響」と、「無名の文化伝道者」の努力を並べているのがうまい。
これは単なる「日本すごい論」ではなく、日本文化はスターだけでなく、名もなき媒介者たちによって、米国社会へ根を張っていった、という視点になっています。
また、ジャーナリズムとして重要なのは、「太鼓ブーム」を単なる観光文化としてではなく、
大学
地方都市
聴覚障害児教育
コミュニティ形成
に結びつけている点です。
おめでとうございます。
髙濱拝
