Kyoto Raku Museum

開催要項

  1.  展覧会の名称: 特別展・樂歴代「繋 -歴史の狭間を支えた人々-」
  2.  展覧会の趣旨:

伝統を守り、創造へと結びつける。

歴史はそうして時代を開いてきました。

中でも、血筋を繋ぎ代の継承を果たして、伝統を守り続けた家があります。

京都で450年間「一子相伝」の伝統を守る樂家は、その典型的な継承のあり方と言えます。樂家は、たった一人の子息が伝統を受継ぎ、作陶の全工程を己一人でこなしてきました。弟子を持たず、職人の分業を一切行わず、そのあり方は現代の作家性に近いとも言えます。

しかし、順風満帆に450年を経てきたわけではありません。

一子相伝の樂家も跡継ぎの途絶える危機に幾度か見舞われています。子息を授からず養子をとる代もあれば、病弱の兄に代わって、弟が代を継続することもありました。

さまざまな苦労や困難を父と子、母、娘、兄弟がそれぞれの立場で支え、その伝統を現代にまで繋げてきたのです。

樂美術館には、そうした一子相伝の狭間を支え次代に繋げた人々の作品が残されており、作品を通し細やかな家族の情愛をも感じられます。

本展覧会では「一子相伝」のあゆみと共に、その狭間で「家族」として歴代を支え繋げてきた人々の奮励の軌跡に焦点を当てます。

  1.  会 期: 2025年8月9日(土)〜12月21日(日)

休館日 月曜日(但し 祝日は開館)

時 間 10:00 〜 16:30 (入館は16時まで)

料 金 一般1,200円  大学生1,000円  高校生500円

中学生以下無料

  1.  会 場:公益財団法人 樂美術館

〒602-0923 京都市上京区油小路通一条下る油橋詰町87番地1

TEL 075-414-0304 FAX 075-414-0307

  1.  主 催:公益財団法人 樂美術館
  2.     共 催: 日本経済新聞社、京都新聞
  3.  後 援: 京都府、京都市、NHK京都放送局
  4.  関連催事:

・「Zoom de ぎゃらりー・とーく in RAKM」

館長 樂直入によるオンラインでのギャラリートークです。

普段の展示では目にすることができない、作品の高台、背面、見込み、印などにカメラで

接近し、制作者ならではの視点で解説します。

開催日:8月24日(日)、10月19日(日)、11月23日(日・祝)

※詳細は美術館HP内「特別企画」ページにてご確認ください。

・「水月雪花之茶会」

春夏秋冬 年4回、季節に合わせた当館収蔵作品を使ってのお茶会です。

席主は十五代樂直入。当日使用のお道具について、対話がはずみます。

開催日:9月21日(日)、12月7日(日)

※詳細は美術館HP内「茶会」ページにてご確認ください。

9. 主な出品作品(予定)

樂家家祖 宗慶(二代常慶・父)             黒樂茶碗       銘 いさらい

初代 長次郎                   赤樂茶碗       銘 逸馬    個人蔵

尼焼(初代長次郎もしくは二代常慶・妻)   黒樂茶碗

道樂(三代道入・弟)               黒樂平茶碗      銘 廣澤

妙修(五代宗入・娘/六代左入・妻)         赤樂筒茶碗

妙修 (五代宗入・娘/六代左入・妻)父娘合作   草花絵赤樂四方香合 銘 貴妃

不識斎宗岱・又吉 (七代長入・弟)            黒樂茶碗       銘 出額         他