/ 最終更新日時 : アメリカ文芸 ロサンゼルス:嶋幸佑のアメリカ俳句鑑賞「秋草のゆれて一世無縁塚」 嶋幸佑が選んだ今日のアメリカ俳句(2022年8月21日) 「秋草のゆれて一世無縁塚」十和田泉(ガーデナ) 作者は知り合いの墓参りのため、日本人墓地に来ました。墓参の後、その一画にある無縁塚に足を向けます。無縁の死者の供養 […]
/ 最終更新日時 : アメリカ文芸 ロサンゼルス:嶋幸佑のアメリカ俳句鑑賞「収容所つゝみし闇や猫の恋」 嶋幸佑が選んだ今日のアメリカ俳句(2022年2月16日) 「収容所つゝみし闇や猫の恋」木村白嶺(日本) 2月には米国各地の日系社会で「想起の日(Day of Remembrance)」というイベントが行われます。1942 […]
/ 最終更新日時 : アメリカ文芸 ロサンゼルス:嶋幸佑のアメリカ俳句鑑賞「まぜこぜの英語日本語暖炉燃ゆ」 嶋幸佑が選んだ今日のアメリカ俳句(2021年12月19日) 「まぜこぜの英語日本語暖炉燃ゆ」宇野都鳥(シアトル) 今年最後の鑑賞です。寒い冬のシアトルからの句。ところで、このアメリカ俳句鑑賞で取り上げている作品は、橘吟社 […]
/ 最終更新日時 : アメリカ文芸 ロサンゼルス:嶋幸佑のアメリカ俳句鑑賞「三世を相手に老師餅を搗く」 嶋幸佑が選んだ今日のアメリカ俳句(2021年12月4日) 「三世を相手に老師餅を搗く」畠山安子(ガーデナ) 十二月になりました。街はクリスマスの飾り付けで彩られ、家々の前庭はクリスマスの置物や照明で明るく照らされています […]
/ 最終更新日時 : アメリカ文芸 ロサンゼルス:嶋幸佑のアメリカ俳句鑑賞「掃苔や初期の移民の墓とのみ」 嶋幸佑が選んだ今日のアメリカ俳句(2021年10月27日) 「掃苔や初期の移民の墓とのみ」本田楓月(ポートランド) 掃苔(そうたい)。最近あまり目にしなくなった言葉ですが、それはアメリカに住んでいるせいだと思ったら、グー […]
/ 最終更新日時 : アメリカ文芸 ロサンゼルス:嶋幸佑のアメリカ俳句鑑賞「秋晴の丘の横文字ローズヒル」 嶋幸佑が選んだ今日のアメリカ俳句(2021年9月1日) 「秋晴の丘の横文字ローズヒル」森武子(モンテベロ) 秋は越し方を振り返る心持にさせる季節。歩んできた道で起こった出来事に何らかの意味を探ったり、そこに神の意思を読み […]
/ 最終更新日時 : アメリカ文芸 ロサンゼルス:嶋幸佑のアメリカ俳句鑑賞「蚊火囲むジエロームの老ヒラの老」 嶋幸佑が選んだ今日のアメリカ俳句(2021年5月16日) 「蚊火囲むジエロームの老ヒラの老」山中耿城(ロサンゼルス) 「耿城」は「こうじょう」と読むものと思われます。ロサンゼルス近郊のサウスパサデナ市にあった「如月句会」 […]
/ 最終更新日時 : アメリカ文芸 ロサンゼルス:嶋幸佑のアメリカ俳句鑑賞「アメリカはつひの故郷や鳥雲に」 嶋幸佑が選んだ今日のアメリカ俳句(2021年4月10日) 「アメリカはつひの故郷や鳥雲に」臼田葉子(ミシガン州) アメリカに長年住んで、そこが終(つい)の故郷となった心境を「鳥雲に」の季語に託した一句、という体ですが、い […]
/ 最終更新日時 : アメリカ文芸 ロサンゼルス:嶋幸佑のアメリカ俳句鑑賞「下萌や椰子に彫られし日本文字」 嶋幸佑が選んだ今日のアメリカ俳句(2021年3月23日) 「下萌や椰子に彫られし日本文字」山中俚汀(ノースハリウッド) 山中俚汀(りてい)はロサンゼルス市北のサウスパサデナ市にあった「如月(きさらぎ)句会」の創立者の一人 […]