/ 最終更新日時 : アメリカ文芸 石井志をんの旅行記 ドンデエスタマチュピチュ(11・最終回) ドンデエスタマチュピチュ(11) 石井志をん 静かなセイクレッドヴァレーの何処からこれだけの人が湧いて来たのかと思う程早朝のオリャンタイタンボ駅は人で溢れていた。人々は線路際に並び一様に活気に満ちている。その喧騒にアンナ […]
/ 最終更新日時 : アメリカ文芸 石井志をんの旅行記 ドンデエスタマチュピチュ(10) ドンデエスタマチュピチュ(10) 石井志をん 私達は誰もがレストランで食事をする為に取られる時間が惜しかった、それにレストランではギニーピッグを食べるかもしれないのだ。石焼窯で焼いたパンを昼食にしたいと告げるとルーヴィン […]
/ 最終更新日時 : アメリカ文芸 石井志をんの旅行記 ドンデエスタマチュピチュ(9) ドンデエスタマチュピチュ(9) 石井志をん 工房に併設された牧場にはコンドルが居ると言うのでとても楽しみだった、が、どれ程大きな鳥が待っているのかと探してもそれらしき物は居ない。 結局私達が見たのはコンドルの子供だった。 […]
/ 最終更新日時 : アメリカ文芸 石井志をんの旅行記 ドンデエスタマチュピチュ(7) ドンデエスタマチュピチュ(7) 石井志をん ツアーガイドの男はルーヴィンと名乗った。ルーヴィンと言う名前を聞くのは2度目である。私のかつての職場に同じ名前のエンジニアが居た。彼ははユダヤ人で髪も眉も睫毛も黒くて濃い顔立ち […]
/ 最終更新日時 : アメリカ文芸 石井志をんの旅行記 ドンデエスタマチュピチュ(6) ドンデエスタマチュピチュ(6) 石井志をん 網の目のように張り巡らされたインカ街道の総全長を合計すると4万キロにもなると言う。4万キロとは地球の円周に匹敵する。 余談だけれど、街道と言えば先ず我が愛する司馬 […]
/ 最終更新日時 : アメリカ文芸 石井志をんの旅行記 ドンデエスタマチュピチュ(4) ドンデエスタマチュピチュ(4) 石井志をん 調べてみるとペルーのリマ空港は標高34メートルの所に位置する、目指すクスコは標高3399メートルである。その標高差3300メートル以上を1時間20分で飛ぶのだから心配なのは高山 […]
/ 最終更新日時 : アメリカ文芸 石井志をんの旅行記 ドンデエスタマチュピチュ (3) ドンデエスタマチュピチュ(3) 石井志をん 出発の前日になって明日は四時間前に空港に来るようにとの指示が航空会社から有った。何でだろう、マイキーに電話で訊くと、なんでかなー、と先ず言い、ペルーの政府機関から送られてきた書 […]
/ 最終更新日時 : アメリカ文芸 石井志をんの旅行記 ドンデエスタマチュピチュ(2) 以前、詐欺に遭った事がある。 十年以上も前に契約をした時には年間三百ドル程だったタイムシェア、ヒルトンベケイションクラブの維持費が年ごとに嵩んで行った。気にする程の物ではないのですが、僅かの維持費がかかります、という触れ […]