2017/英語落語:カナダ人落語家・桂三輝(かつら・さんしゃいん)がニューヨーク・ソーホープレイ・ハウスで公演、12月3日まで

Katsura Sunshine

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カナダ人落語家の桂三輝(さんしゃいん)さんが18日、ニューヨークのオフブロードウエーデビューを飾りました。会場となったソーホープレイハウス(Soho Playhouse,15 Vandam Street. Tel:212-691-1555)は満席。

初日は英語と流暢な日本語で、師匠、六代桂文枝の古典落語「桃太郎」と「ちりとてちん」を披露しました。落語独特の一人芝居を英語ナレーションを合間に自分で入れながら子供を寝かしつける父親の「桃太郎話」。

「昔むかし」、「昔っていつ?」、「あるところに」、「あるところってどこよそこ?」と理詰めで突っ込む子供の反論を聞かされているうちに父親の方が寝てしまうというオチに会場がどっと沸きました。

前は桂三枝という名前の現六代文枝師匠からは「うまくいったら帰ってこんでいい」と言われたそうですが、ROKUGO の世界定着に本腰をいれそうな意気込みでした。

アメリカではスタンダップコメディや深夜のテレビトークショーではトランプ大統領が、しばしばネタとして登場していますが、三輝さんはトランプネタはやらないそうです。

理由は、「師匠や兄弟子たちから言われているのは、落語は、『お客さんを分けるな』ということ。だから政治や宗教、エッチな話や下品な話はやらない。日米の違いではなく、落語がスタンダップコメディとは違うということです」ときっぱり。なんか筋が一本通っていていいですね。

でも「アメリカでは、いろんなコメディアンがトランプネタをやってるけど一番面白いコメディアンはトランプでしょ」と楽屋で笑わせてもくれました。

計12回公演。24日(金)、30日(木)、12月1日(金)、2日(土)は午後7時。25日(土)、12月2日(金)、3日(日)は午後2時も。

2日のマチネは子供も楽しめるプログラムだそうです。初回入場料30ドル、再び聞きに行ったリピーターは15ドルに。

「週刊NY生活」発行人兼CEO三浦良一さんのEメール(11月23日)から