
2017年11月12日、日曜日の朝に、カルチュラルニュース編集長・東繁春が使っているDELLコンピューターの画面に現われたウイルス。(Cultural News Photo)
2017年11月12日、日曜日の朝に、カルチュラルニュース編集長・東繁春が使っているDELLコンピューターの画面が突如、上記の画面に切り替わり、英語の音声が始まりました。7月12日にMさんが経験したことが、わたしにも起こりました。この画面の指示と逆のことをやりました。
まず、コンピューターをShut Down することです。これは、Ctrlキー+Altキー+Deleteキーを同時に押すと、コンピューターはShut Down します。少し時間がかかりましたが、Shut Down しました。そして Resetをしたところ、前と同じ状態で、動くようになりました。
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いつものようにコンピューターにサインをして、メールを開けようとすると、画面がパップ・アっプされ、警告音「ウイルスが入ったので、今すぐサポートが必要だ。○○○○○○○にすぐ電話しなさい。電源を切ってはいけない。」(英語)が繰り返し流れてきた。
これがMさんのコンピューターに、7月12日に起こったことでした。
あわてたMさんは、その警告どうり、電源をおとさず、指定された電話番号に電話をして、すっかり、だまされてしまいました。
カルチュラルニュース編集長、東繁春は、このMさんからのEメールを受信して、7月16日に「ハッキング対策をお仕事にしているひとを捜しています」という一斉メールを発信しました。
この件につきましては、多くの方から返事メールをいただき、わたしの間違いも指摘していただきました。Mさんが体験した今回のコンピューター・トラブルについて、整理します。
まず、Mさんが体験されたことは、ハッキングではなく、コンピューター・ウイルス感染でした。そして対策は、どうやって、ウィルスを取り除くということでした。
対策を簡単に説明します。
- コンピューター画面や警告音声の指示に従ってはいけません。つまり、指定された電話番号に電話をかけてはいけません。指示されたWebサイトに接続してはいけません。すぐに、電源を切ってください。
- Office Depot, Staples, Best Buy にコンピューターを持って行って、Virus Removal をしてくれ、と頼んでください。
- 7月29日に東が調べたところでは、Best Buy が$149、Staples では$159 で、Office Depot では$180で、ウイルス除去してくれます。
- こうしたお店では、ウイルス除去をするときに、ウイルス・プロテクションを入れろ、1年間の契約をするようなどと、追加料金を払うようなセールスをかけてきます。
ご意見がありましたら、東higashi@culturalnews.com までお知らせください。

Best Buy のコンピューター・ウイルス駆除の料金表。