Small Shige Higashi iPhone iPad

カルチュラルニュース編集長、東 繁春

スマホは、本当は高性能のコンピューターであると、わたしは、何度も言ってきました。今回は、スマホやコンピューターを買うときのコツ、考え方について説明します。

かつて、わたしたちは、テレビやステレオ・セットを買うとき、できるだけいいモノを買って、長く使うのがベストと考えていたと思います。ところが、スマホやコンピューターには、この考え方がまったくあてはまりませんし、むしろ、こうした考えに囚われていると、失敗します。

スマホやコンピューターを買うときには、服を買うときのこと、とくに、子供服を買うときの決め方が役に立つように思います。例えば、5歳のときに、どんなに高価な服を買っても、7歳になったときには、その服を着ることはできません。理由は簡単で、子供が成長してしまうからですね。

スマホを服に置き換えると、子供に相当するのは、わたしたちの社会です。世界とも言えます。スマホのテクノロジーは日進月歩で進んでいます。2020年ころには、現在のスマホの通信速度が10倍になる5G通信が始まります。

スマホの通信速度は、ほんの一例で、つぎつぎに新しいアプリがでてきて、驚かされます。スマホは1年くらい使うと、バッテリーが早くなくなるようになり、メモリーもいっぱいになってきます。そのときに、バッテリーを交換すると100ドルくらいかかります。ところが、一番やすいスマホは100ドルくらいで買えるのです。

ですから、スマホは長く使うことよりも、できるだけ安い機種を買って、早く新しい機種に買い替えたほうが、使いがってがいいのです。どの電話会社も、2年で買い替えを進めてきますから、そのタイミングで買い替えていくのがいいと思います。ただし、電話会社が進める最新版ではなく、そのときに、店頭に展示されている一番安い機種を選んでください。

それから、古いスマホは捨てたり、下取りに出したりしないでください。電話機能がなくなっても、スマホはWiFiに接続すれば、十分な使い道があります。