2017/LAシニアライフ:日本食・日本語でのケアが受けられるロサンゼルスの引退者ホーム「サクラ・ガーデンズ」新しい経営で、歩行が困難な高齢者の入居が可能に

日本語でのケアが受けられる「サクラ・ガーデンズ」= 「敬老引退者ホーム」から「サクラ・ガーデンズ」に変わっても、ロサンゼルスの日本人コミュニティーとの絆は強く「敬老引退者ホーム」の時代からの恒例イベントが続けられています。7月6日には西本願寺ロサンゼルス別院から約30人がサクラ・ガーデンズを訪れ、盆踊りを披露しました。(Cultural News Photo)

日本語でのケアが受けられる「さくらガーデンズ」=
「敬老引退者ホーム」から「サクラ・ガーデンズ」に変わっても、ロサンゼルスの日本人コミュニティーとの絆は強く「敬老引退者ホーム」の時代からの恒例イベントが続けられています。7月6日には西本願寺ロサンゼルス別院から約30人がサクラ・ガーデンズを訪れ、盆踊りを披露しました。(Cultural News Photo)

1975年にロサンゼルス・ボイルハイツに設立された「敬老引退者ホーム」は2016年2月に、所有者の非営利団体Keiro Senior Healthcareから民間会社Pacifica Companies, LLC (本社、サンディエゴ)への売却が完了し、2017年7月には、カリフォルニア州政府から移転手続きが承認され Sakura Gardens at Los Angeles が正式名称となりました。

サクラ・ガーデンズは、これまでの「敬老引退者ホーム」からのサービスを引き継ぎ、日本食と日本語によるケアを提供し続けています。サクラ・ガーデンズは、127ユニットの個室を持ち、入居者は約130人、職員は約60人です。職員のうち16人が日本語を話し、この中でさらに12人は日本生まれです。

サクラ・ガーデンズは40年以上の歴史を持つために、運営団体が変わっても、ロサンゼルスの日本人コミュニティーとの絆は強く「敬老引退者ホーム」の時代からの恒例イベントが続けられています。4月8日には、全米日本食レストラン協会に所属する寿司シェフとボランティアが調理した「寿司ランチ」が提供されました。7月6日には西本願寺ロサンゼルス別院から約30人がサクラ・ガーデンズを訪れ、盆踊りを披露しました。

サクラ・ガーデンズでは、空室ができるたびに、カーペットの張替え、浴室の改装、冷蔵庫の入れ替えなどの設備更新を行っています。

サクラ・ガーデンズになっての一番の変化は、入居対象者が、杖や歩行器を必要としない「自立生活者」(ambulatory resident) から歩行が困難な高齢者(non-ambulatory resident )に広がったことです。

さらに施設を改装してアルツハイマーを持つひとを対象としたメモリアル・ケアーと呼ばれるサービスも、近く始められます。

サクラ・ガーデンズの入居費は、スタジオ・タイプが月額 $2620から、1寝室タイプが月額 $2990からです。入居についての問合せは伊東信さん(Mr. Shin Ito) まで。電話 (323) 980-7520 、Eメール sito@northstarsl.com

サクラ・ガーデンズのホームページ: www.SakuraGardensLosAngeles.com