2017/ロサンゼルス・ホーソン市のダビンチ高校(チャータースクール)の生徒の依頼を受けて、裏千家淡交会ロサンゼルス協会が茶道デモを行いしました。4月24日

茶道デモンストレーションのあとで、記念撮影をしたホーソン市のダビンチ高校の生徒と裏千家淡交会ロサンゼルス協会の会員

茶道デモンストレーションのあとで、記念撮影をしたホーソン市のダビンチ高校の生徒と裏千家淡交会ロサンゼルス協会の会員

裏千家淡交会ロサンゼルス協会からの報告

2017年4月24日(月)ロサンゼルスの麗らかな晴天の日、 Hawthorne City(ホーソン市)にあるチャータースクール(注1)、Da Vinci High School(ダビンチ高校)で茶道のデモンストレーションを行いました。

今回の茶道紹介のきっかけは、ダビンチ高校の教師Mr. Mike Prendergast の11 年生クラスの生徒が漫画を通して茶道に興味を持ち、自分たちで調べてロサンゼルス裏千家淡交会のサイを見つけて、デモンストレーションを依頼してきた、という経緯でした。

クラスルームの一角に障子スクリーンを立て、点前は御園棚。茶道紹介担当は濱野・社中、鬼塚・社中と小川・社中でした。先ず最初に千利休が大成した茶道の歴史と和敬清寂(わ・けい・せい・じゃく)の意味を説明して、点前(てまえ)が始まりました。

正客(しょうきゃく)を鬼塚氏が務め、次客(じきゃく)と三客(さんきゃく)はMr. Prendergast の推薦で、今日のイベントを一番心待ちにしていたという生徒二人が務めました。

生徒たちは静寂を楽しむように、穏やかな雰囲気で点前を観賞し、次に全員にお菓子が配られるとそれをまた珍しいのかゆっくり味わっていました。さらに点前体験では、生徒たちは、お茶を点てるときは真剣だった顔が、自分の点てたお茶を味わうときは、笑顔に変わっていました。初めての人の中には、お茶は苦い、と言う生徒もいるかと思われましたが、生徒全員28名が、美味しい、美味しいと言って誰も残すことなく、お茶を飲み干し堪能していたようでした。

最後にロサンゼルス協会員が自己紹介をし、質問コーナーを設けました。生徒たちは自分たちでリサーチをして心待ちにしていたデモンストレーションについてとあって、次々と質問をしました。

”その4百年以上の歴史をそのまま継いでいるのですか。点前は少しずつ変わっているのですか“

”今日のお点前はどうしてこの御園棚(みそのだな=注2)になったのですか”

“(独楽棗=こまなつめ=注3=をみて)、その色は何か意味があるのですか”

”そのお花と活け方には何か意味があるのですか”

など、興味津々の質問でした

最後は生徒一人一人が感謝の意を、ロサンゼルス協会員に伝えました。感謝の言葉が終って、散会しようとすると、さらに、まだ質問をする生徒が現われ、喜びの想いが溢れる茶道紹介をすることができました。

裏千家淡交会ロサンゼルス協会のホームページ www.urasenkela.org

(注1)チャータースクールは、教育内容は私学でありながら、カリフォルニア州政府が学費を全額援助するため、生徒は学費を払わずの通うことができる、カリフォルニア州の学校制度です。

(注2)御園棚=「みそのだな」です。淡々斎お好みの棚で、こちらも立礼で使われます。

(注3)独楽棗=「こま・なつめ」と読みます。棗(なつめ)は薄茶(抹茶の一種)を入れる入れ物の名前です。独楽棗はこまの模様を模った棗になります。