北海道物産展が3月30日に、ロサンゼルス総領事公邸で行われました。 (Cultural News Photo)

北海道物産展が3月30日に、ロサンゼルス総領事公邸で行われました。 (Cultural News Photo)

ロサンゼルス総領事館から、3月30日の総領事公邸でのイベントの正式名は「北海道物産展」であるという連絡がありましたので、記事を改定します --- カルチュラルニュース編集長、東 繁春、3月31日)

旭川市の酒造メーカー社長、旭川市の家具メーカー経営者、帯広市で豚どんぶりを売り物にしている飲食店経営者など、計25人が北海道から訪れ、ハンコックパークのロサンゼルス総領事公邸で3月30日夕刻、「北海道物産展」が行われました。北海道の観光紹介では、ホームステイ・プログラムで釧路からロサンゼルスを訪れている2人の高校生が英語で釧路周辺の観光魅力をスピーチしました。北海道選出の衆議院議員、荒井聰(あらい・さとし)氏も来ていました。

「北海道物産展」では、ロサンゼルス総領事公邸の室内と庭園に北海道の物産と観光地を紹介するブースが設けられました。北海道産の日本酒の試飲や、北海道の食材を使った丼の試食も行われ、参加者を楽しませました。

ロサンゼルス近郊に住む北海道出身者で作る南加道産子会(なんか・どさんこ・かい)の会員も多数、総領事公邸での「北海道物産展」に参加しました。南加道産子会は、今年が創立45周年になることから「北海道物産展」の開幕前の30分を使って、45周年記念のあいさつを行いました。

Cultural News 2017 March南加道産子会の活動の柱になっているのが道産子・高校生ホームステイ・プログラムで、ちょうど20年前にはじまり、これまで38人の高校生を招待しています。高校生の募集は北海道全土が対象ですが、今年は釧路市の高校生2人が選ばれました。「北海道物産展」で釧路の観光を英語で話したのは、今年のホームステイ・プログラムに選ばれた釧路江南高校3年の長久保幾子(ながくぼ・ちかこ)さんと、釧路湖陵高校2年の大谷和季(おおたに・かずとし)さんでした。

(報告、2017年3月31日、カルチュラルニュース編集長、東 繁春)

ロサンゼルス近郊の日本美術と日本文化イベントを英語で紹介している月刊新聞 Cultural News。アメリカ国内での購読は、年間30ドルです。日本からも年間40ドルで購読できます。購読の申し込み