気仙沼:復興作業に携わるひとやボランティアの宿泊「ホテル観洋」

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気仙沼での宿泊を受け入れている「ホテル観洋」。気仙沼魚市場の前に立地しています。(2012年6月11日、撮影者=カルチュラル・ニュース)

東 繁春の三陸体験ツアー記から

岩手県と宮城県の県境にある気仙沼も、アクセスしやすい町です。東京・池袋駅前から夜行バスが出ていて、夜11時半に、池袋を出発して、朝6時にJR気仙沼駅前に到着します。新幹線ですと、東北新幹線一ノ関駅から、JR大船渡線やローカルバスで、いずれも約1時間で、気仙沼に着きます。わたしたちは、6月9日に、気仙沼の仮設商店街「南町紫市場」を昼食をとるために訪れました。偶然、入った「あさひ鮨」では、京都から初めて、気仙沼に来たという30代の女性と出会いました。ホテルの予約もなしに、気仙沼に来たと、言っていました。

気仙沼には、300人収容できる「ホテル観洋」というりっぱな宿泊施設もあります。一度、現地に行くと、被災地のことが身近に感じられるようになります。そして、被災地への支援ということも、まず、自分にできることから、やってみようと、具体的に考えられるようになるのだと思います。

(南三陸町にも、同じ会社が経営している「ホテル観洋」があります)

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6月11日朝の「ホテル観洋」の玄関の看板。ボランティアグループも、このホテルを利用しています。(2012年6月11日、撮影者=カルチュラル・ニュース)

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気仙沼の「ホテル観洋」は、仙台とホテルの間の送迎バスを1日に一回はしらせています。 (2012年6月11日、撮影者=カルチュラル・ニュース)