2016/裏千家淡交会がロサンゼルス市主催のロータス・フェスティバルで茶道紹介、7月9日と10日

裏千家淡交会ロサンゼルス協会 から 「ロータスフェスティバル茶道紹介・呈茶」の報告書

 

ロータス・フェスティバル

ロータス・フェスティバル

2016年7月9日(土)、10日(日)の両日、ロサンゼルス市内エコパークに於いて、ロータスフェスティバルが開催された。 その名の通り、公園内の池にはロータス(蓮)が今を盛りに見事な花を咲かせ、集まった大勢の観客が祭りを楽しんだ。

この行事は、アジア各国の文化を紹介する目的で毎年開催されており、池の周りではそれぞれの国の郷土料理の実演販売やライブ音楽の演奏なども行われ、にぎやかな様相を呈した。ロサンゼルス市からの要請により、今回は当協会も参加して茶道のデモンストレーションと呈茶を行うこととなった。祭りの開催両日とも天候に恵まれ、350名近い一般客の参加者が「茶の湯」を体験し、日本文化に触れるひとときを楽しんだ。

ロータス・フェスティバル

ロータス・フェスティバル

春秋棚によるデモンストレーションとワークショップは両日とも午後2時から5時20分の最終組まで計6回行った。棚席には毎回21名の定員が満席状態で、立ち見の客も多く、時には椅子を加えて26名に膨れ上がった。

参加者は祭りに来た観客ということもあり、ほぼ全員が日本の茶道を見るのも、抹茶を飲むのも初めての経験の様であった。それでも協会員による英語の解説を聞きながら点前を興味深げに見学し、見よう見まねで茶碗を扱って初めての抹茶を嬉しそうに召し上がっていた。

ロータス・フェスティバル

ロータス・フェスティバル

また隣に設営された市所有の組み立て式東屋内で行われたワークショップでは、毎回5名づつの参加者が、協会員の指導で実際に自分で茶を点てる体験をした。 日本とは縁のない方がほとんどであり、茶杓や茶筅が竹からできていることに感心したり、抹茶とはパウダー状のものであり、煎茶や紅茶のように茶葉を煎じて飲むのではないことに驚いたり、と、普段、私達が当然の知識として認識していることに対する新鮮な反応があった。

途中、興味を持つ人が多く予定時間の合間にワークショップを増やしたりして対応した。そして参加した多くの方から感謝の言葉を頂けた。

今回、初めて参加したロータスフェスティバルでの茶道紹介は、駐車場不足、炎天下の屋外での設営等、問題もあったが、市の担当者の方の細かい気配りと支援、協会員のチームワークと協力のお蔭で手際よく進行し、成功の内に終了できた。ロサンゼルス市からも、感謝状を頂き、大変素晴らしかった、と喜ばれた。

当協会にとっても、多くの一般から協会の問い合わせを受け、名刺を配布した。また、参加者の一人が8月に行われるグランドパークの文化音楽コンサートフェスティバルの主催者で、グランドパークでの茶道のデモンストレーションと呈茶を要請された。

多くの一般観客に喜ばれただけではなく、日本文化の一環として裏千家茶道の紹介に微力ながら貢献できたのではないかと、この機会を与えられたことに感謝している。