2016年4月10日に「高齢者を守る会」理事 ジョン金井さんから「新しい船出」と題するメッセージが発信されました。内容は下記のとおりです
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日系社会の期待と応援を一身に受けて活動を続けた「敬老を守る会」ですが、敬老施設(引退者ホーム、中間看護、ナーシング・ホーム)の売却完了に伴い、その任務に一応の終止符が打たれました。
ですが、これは我々の運動の終了を意味するものではありません。新しい目標に向かって、今まさに羽ばたこうとしているのです。
これを機に「敬老を守る会」はその名称をKoreisha Senior Care & Advocacy(和名:高齢者を守る会)と改め、州政府に登録された非営利法人組織として再出発する運びとなりました。
Koreisha Senior Care & Advocacy(高齢者を守る会)は過ぎた3月26日(土)、南加庭園業連盟会館において初の全体会議を持ち、新執行部を選出しました。次の通りです。
会長 ジョン加地
副会長 Dr. タケシ松元
副会長 Dr. 池田啓子
会計 レックス浜野
理事 トレイシー今村
理事 堀尾誠治
理事 ブラッドリー松田
理事 ジョン金井
今回の売却により、600人にも及ぶ高齢者の方がショーン・三宅氏とその理事会から見捨てられました。旧敬老の引退者ホーム、中間看護施設、介護施設を終の棲家と選ばれた方々が、その場所で、これからも心配のない安らかな余生を過されることを保証するのが我々の第一の使命です。
同時に、日系社会の高齢化が進む中、充分なシニア・ケアを満たすことのできる施設の確保、及び新しい施設の設立も視野に入れて行動いたします。
昨年の九月から始まった「敬老を守る会」の運動は、日系社会のみなさんの温かいご支援とご協力により、大きな力を得ることができました。この場をお借りして深くお礼申し上げます。
日系社会が心を一つにして作り上げた敬老の四施設は人手に渡りましたが、日系社会の高齢者を守る運動はこれから始まるのです。新しい船出の時です。健全な日系社会を再築するために、心を一つにしましょう。
ご意見・ご質問:「高齢者を守る会」理事 ジョン金井まで johnmkanai@gmail.com