サンタモニカの山頂にあるスカボール文化センター(Skirball Cultural Center, フリーウェイー405沿い)では、10月8日から2016年2月21日まで、
Manzanar: The Wartime Photographs of Ansel Adams
マンザナー:アンセル・アダムスが撮った戦時写真
Citizen 13660: The Art of Mine Okubo
登録番号 13660:ミネ・オオクボが描いた収容所の生活
を開催しています。
マンザナー展は、アダムスが戦時中に撮ったマンザナー強制収容所で生活する日系あアメリカ人の写真をベースに、日米戦争の始まる直前、直後のアメリカでの反日感情を記録する雑誌表紙やイラスト、ロサンゼルスから強制収容所に送られる日系人の写真、マンザナーの収容者のひとりで、公認カメラマンとなった宮武東洋の写真、忠誠登録の拒否者の写真など、総合的に戦時日系人の強制収容を説明している
登録番号13660 は、サンフランシスコ近郊、バークレーから、ユタ州のトパース収容所に送られたミネ・オオクボが画いたイラストを展示している。アダムスの写真が、収容者を外から撮ったことにたいて、収容者自身の記録と合わせて、スカボールの展示は、戦時収容体験を、より大きな視点で伝えようという意図が感じられる。
スカボール文化センターは月曜日が休館日、平日は正午から午後5時まで、週末は午前10時から午後5時までが開館時間。展示会場のチケットは10ドル。