在ロサンゼルス日本国総領事館は2015年11月17日、アメリカに豆腐を紹介した第一人者、雲田康夫氏に対する総領事表彰を行います。
総領事表彰とは、総領事館の任務の遂行に協力し、日本と米国との相互理解及び友好親善の促進等において顕著な貢献を頂いた個人又は団体を顕彰するものです。
雲田康夫氏の表彰理由は以下のとおりです。
雲田康夫氏は日本食が今日のように親しまれる前、大豆は家畜の飼料と言われていた時代から米国で20年以上にわたり豆腐の普及に取り組み、豆腐を健康によい食品として認知させ、「ミスター・トーフ」と呼ばれるなどアメリカに豆腐を紹介した第一人者であり、多くの苦難、苦労を乗り越えられ、米国において日本の食材、食文化が爆発的に普及する契機を作った日本人の一人です。
同氏は中京大学の客員教授として、またロサンゼルスにおける北海道同人会「道産子会」の顧問として、昨今海外離れが懸念される若者の人材育成にも積極的に取り組まれています。日本食文化振興協会の理事長としては日系食品卸売業者や日系食品メーカーをまとめ上げ、毎年3000人規模の食のイベントを開催されるなど、「ジャパンブランド」の確立に貢献されています。