三味線と歌を通して日本の文化を学べる貴重な機会がやってきました!
日本で多くのコンサートを開催している地唄演奏最高峰の
藤本昭子先生がロサンゼルスでコンサートを開催されます。
解説とコンサートがセットですのでお三味線やお琴について沢山学んでいただけます。
藤本昭子先生は江戸時代の流行曲を弾き語りされますので、皆さんを江戸時代へといざないます。
日本古来の三味線や歌にご興味のある方はぜひご参加ください。
日時:2025年4月25日 (金曜日)午後3時
入場無料(ドネーション受付)
場所:高野山米国別院(342 E. 1st Street, Los Angeles, CA 90012)
連絡:213-624-1267、naokojapan7@gmail.com
藤本昭子先生は、幼少より箏・三弦を祖母と母(人間国宝)から手ほどきを受けられました。1986年に初の海外公演を経験後、1988年にNHKオーディションに合格し、演奏家としてのキャリアを本格的にスタートさせました。1995年よりリサイタルを継続開催する傍ら、2001年から2021年まで新宿で100回にわたる「地歌ライブ」を定期開催し、古典曲の演奏と多彩な共演者とのトークを通じて、現代における伝統音楽の継承と新たな可能性を追求されました。
国内外で精力的に公演活動を展開し、2003年には日本伝統文化振興財団賞、2004年には文化庁芸術祭新人賞を受賞。2006年にはロンドンでの演奏会を皮切りに、ヨーロッパ各地で多数の海外公演を行いました。2008年には全英語解説による公演を開始し、同年、伝統文化ポーラ賞奨励賞を受賞。
2011年には芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。2015年に結婚を機に芸名を藤本昭子に改められました。2019年には新たな音楽ユニット「SATZ」を結成し、古典の創造にも取り組みました。2020年には邦楽ジャーナル誌での連載、佐藤允彦氏とのデュオCDリリース、YouTubeチャンネルの開設など、多岐にわたる活動を展開。九州系地歌の伝承にも尽力されました。
2021年には、第75回文化庁芸術祭で音楽部門とレコード部門で大賞を受賞、第71回芸術選奨文部科学大臣賞、第42回松尾芸能賞優秀賞をそれぞれ受賞しました。また2021年にはCDの3タイトルを連続リリースし、この年には紫綬褒章を受章しました。2022年には文化庁芸術祭レコード部門大賞を二年連続受賞しました。またこの年には新たな演奏会シリーズ「伝承の力、古典の現在」を開始しました。
現在も演奏活動に加え、後進の指導、各種団体の役員などを務め、九州系地歌箏曲家として幅広く活躍されています。