LA Fires Thank You Firefighters Sign

1月7日に発生したロサンゼルス・カウンティーでの大規模な山火事では、約1万2000戸(イートン火災で6114戸、パリセーズでは5551戸)の住宅が焼失しました。1世帯に3人から4人が住んでいると計算すると約4万人が家を失いました。

このロサンゼルスで、こうした火災で家を失ったひとに出会ったとき、どんなコトバをかけたらいいのでしょうか。

カルチュラル・ニュース編集長の東繁春(ひがし・しげはる)は、2011年の東日本大震災から数年にわたり被災地への取材を続け、2016年の熊本地震、2018年の西日本豪雨災害も現地に行ってきました。

その経験から、被災者への支援には、ドネーションやボランティア・活動をすると同時に、被災者の気持ちを理解することが必要であることが分かってきました。

今回、上智大学でグリーフ・ケアを専門にしている葛西賢太教授の協力を得ることができ、ロサンゼルス時間3月9日、日曜日、午後7時(夏時間が始まります)から「被災者との接し方・オンライン説明会」をズームで開催します。説明会は日本語で行います。

参加費は無料です。参加を希望の方には、ズーム・リンクをお知らせしますので東まで(higashi@culturalnews.com)連絡ください。

Kasai Kenta Photo

Prof. Kenta Kasai of Sophia University in Tokyo.

葛西先生は、東京大学で博士号を取得され、現在、上智大学大学院・実践宗教科の教授です。上智大学グリーフケア研究所でも勤務されています。チャプレン研究会も主宰されています。