板橋恵理のカリフォルニア人間観察:インターネットのない不便な生活

2021年6月17日、ロサンゼルスにて、板橋恵理
(ウエッブ掲載日:2021年8月3日)

先日友人宅のワイファイ (Wifi)が繋がらなくなり、 インターネットが使えず大変不便な思いをしたと嘆いていた。   我が家でも三か月前に同じ事態が発生したので、  友人の気持ちが良く理解出来、  「うん、うん、 よーく分かるよ」 と何度も頷いたものだ。

一日の故障ならまだしも、  我が家の場合復活されるまでに四日間もかかった。  言うまでもなく、  メール、  ズーム、 ライン、  ユーチューブ、  その他とインターネット経由のアプリやサイトのアクセスが不可となり、ただでさえ当時コロナ規定解禁前の、  必要以外の外出を控えていた 在宅生活続行中だったので 不便さが増し、 まるで「洞窟生活」 をおくっているかのようだった。   仕事、授業、人とのコミュニケーション、買い物や銀行口座の管理や公共料金の支払いの多くがインターネット経由で行われ、  ただでさえ 何でも著しく機械化されていくこの世の中、  ネット無しの生活は出来なくなってしまったと言っても決して過言ではないだろう。

しかし嘆いていても何も始まらないので対応策を考える。  携帯テキストは使えるので、  まずは定期的に連絡を取り合っている人達に伝え、  緊急の場合は携帯電話かテキストでと頼む。  次に自分成りにチェックしようと、  ワイファイボックスのコードを外し再度差し込み、  リセットしたりコンセントを変えてみる。 しかし支障を示す赤点は点滅し続ける。この時点では、我が家のワイファイボックスかインターネットそのものどっちに支障があるのか分からないので、次に契約しているネットの会社に電話をする。しかし何でも自動化されている世の中、録音されているメッセージを聞き越し、ようやく実際人間と話すに至るまで数分が費やさられる。

第一日目の電話で、我が家以外にもネットが使えなくなった所帯があると知る。  ネットではないが今までに発生した停電などは、長くても大抵半日で復活しているので、夕方までには大丈夫だろうと思い、旦那と普段から気になっていた戸棚の整理に没頭する。

第二日目、  点滅している赤点を見るとがっかりし再度ネット会社に電話する。今度は応対方を変えどの地域に何軒影響があるのか問い、ネットを含む今月の公共料金のオンライン支払いが不可となると訴えてみる。七十四件の所帯が影響を受けていると聞けば、少数だから修理も遅れているのかと息をつく間もなく聞いてしまう。食料品の買い出し際、ワイファイの繋がる場で携帯メールをささっとチェックする。  帰宅すればまだ赤点が点滅し続けているので、視界に入って来ないようファイファイボックスを反対に向ける。今日は冷蔵庫の中の掃除と整理を、 普段やりたくないことだがわざと時間をかけてやる。  きちんとやればワイファイも無事復活しているのではと気持ちのどこかに希望が潜んでいる。

第三日目も何も変化なし。  再度電話をかければ、他の地域にも支障が広まってることを知りオンライン支払いの調整と代償はすると言われる。旦那と相談しネット会社を変えようと今人気を集めている、  とある会社へ問い合わせてみるが、予約が詰まっていて一週間後でないと空きがないと言われる。結局もう一日待って決めることにし、  今日も二人無言でワイファイの繋がる場所まで出かけメールをチェックする。この「洞窟」からいつ脱出して明かりを見ることが出来るのかと不安になる。

第四日目の朝、まさかと思いワイファイボックスを恐る恐る見ると、赤点は消え緑のライトが点いているではないか。早速チェックすればちゃんと起動している。思わずガッツポーズをし、まだ寝ていた旦那を起こしに行く。パジャマ姿のままドタバタと狂喜しまくる私の姿を見て、飼い猫がびっくりし瞳孔を見広げ私を凝視している。

インターネットの再起動とともに、まず最初にやったことはコロナワクチン接種のオンライン予約を取ることだった。インターネットがないと本当に不便な世の中になった。

随筆日: 6・17・2021
改訂日:  6・30・2021, 7・22・2021
投稿日: 7・22・2021

板橋恵理=関東地域で生まれる。家族の転勤と学校のため、幼年期から現在にいたるまで、日本ーヨーロッパー日本ーアメリカで生活する。現在は、アメリカ人の夫と老猫とロサンゼルスに在住している。趣味のひとつである太鼓にはまり、5年がたつ。老猫の名前もタイコ。

板橋恵理のカリフォルニア人間観察(エッセイ一覧)

モデムWiFiがつながらない時は、スマホのWiFi接続機能を活用しましょう

(カルチュラル・ニュース編集長、東繁春)インターネットがつながらなければ、仕事もできない、日常生活も不便を被るという時代に、私たちは今、生きています。インターネットがつながらなくなった時の対策も、いつも考えておきましょう。

対策の基本は、インターネットにつながる回線をいつも、2つ以上確保していることです。私は、スペクトラム(ケーブル回線)とベライゾン(携帯電話)の2回線を契約しています。

スペクトラム(ケーブル回線)は、市中の電線から光ファイバー・ケーブルが、建物にひかれていて、室内では、ケーブル回線の端末にWiFiモデムが取り付けられていて、この装置からWiFi電波が発信されています。今回、板橋さんの自宅でWiFiがつながらなくなったのは、この回線のことです。

私が持っている、もうひとつの回線はベライゾン契約のスマート・フォン(iPhone)です。皆さんが持っているスマート・フォンですが、実は、このスマホにWiFi接続機能が内蔵されていて、その機能をつかえば、PC、マック、iPadにWiFiをつなげることができるのです。

私は普段は、スペクトラム回線のWiFiを使っているのですが、スペクトラム回線のスピードが遅くなったときは、ベライゾン回線(スマート・フォン)のWiFi発信機能をオンにして切り替えます。

これは、ベライゾン回線のWiFi接続がちゃんと、できるか、どうかのテストの意味も兼ねています。

こうして、いつも2回線を確保しておけば、インターネットの接続は、1分も途切れることはありません。

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iPhoneからのWiFi接続の説明

  • Setting アプリを開けて、Personal Hotspot をタップしてください。
  • WiFi Password のコーナーにはランダムな数字や文字が入っているので、覚えやすパスワードを設定してください。今は、Abc123 をパスワードとして設定しましょう。
  • Allow Others to Join の右にあるスイッチをグリーンにしてください。

これで、iPhone側の設定は終了です。

次にPC側の設定をしましょう。

  • PC側のWiFi接続をオンにすると、近隣のWiFi電波が表示されます。街中の私のアパートでは、常時10以上のWiFi電波が表示されます。
  • その中に iPhone という表示が出ます。そのiPhoneをクリックすると、パスワードを尋ねてきますので、先ほど設定した Abc123 を入力します。これで、接続完了です。

iPhone の Personal Hotspot で WiFiが他のデバイス(PCやiPadなど)で接続されているときは、iPhone 画面の一番上にクリップの形が表示されます。

  • iPhone発信のWiFi接続を終了するときは、iPhoneのSettingアプリを開けて、Personal Hotspot をタップします。
  • Allow Others to Join がグリーンになっているので、このスイッチを動かしてグリーンを消します。これで、iPhone発信のWiFi接続が終了します。

iPhoneのPersonal Hotpot を使うときは、追加料金が発生することもあるので、この機能を使う前に、携帯電話会社との契約内容も、確認しておきましょう。

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