(カルチュラルニュース編集長、東 繁春)カリフォルニア州ロサンゼルス・カウンティー行政区(人口1000万人)の公衆衛生局は、毎日、コロナ感染者数、死亡者数を発表しています。今回は、11月13日と14日のプレスリリースから、コロナ感染のようすをお伝えします。

ロサンゼルス・カウンティーでは、1日のコロナ感染が7月中旬以来最高の3,780人(11月14日発表)になりました。ロサンゼルス・カウンティーでは13日に約5万6,000人の検査が行われ陽性反応は約6%になりました。 コロナ感染者が増えているのは、年齢の若いひとが活発に動いているためです。14日発表の新規感染者の74%が50歳以下でした。しかし、これとは反対に、死亡者の90%は50歳以上でした。

11月14日発表の、現在の入院患者数は966人で、過去2カ月で最高になりました。

11月13日、カリフォルニア州政府は、ホリディー・シーズンを前にトラベル・アドバイザリーを発表し、エッセンシャル・ワークでない、州を越える旅行をした場合、カリフォルニア州に戻ってから、14日間の自主隔離を義務としています。外国からカリフォルニア州に戻った場合も、14日間の自主隔離が必要です。

ロサンゼルス・カウンティー行政区(人口1000万人)の感染状況(時系列)

(+前日比)死亡者・入院済<入院中>・(+前日比)感染確認・検査済

これまで、ロサンゼルス・カウンティー住民として記録されていたひとが、その後、住民でないことが判明し、統計が修正されることがありますので、前日比と死亡者数、あるいは感染確認者数が一致しないことがあります。

(+前日比)死亡者・入院済<入院中>・(+前日比)感染確認・検査済

11月13日 (+20) 7,266   26,378<966> (+3,780) 336,549  3,365,000

11月12日 (+28) 7,246   26,138<942> (+2,481) 332,865  3,300,000

11月11日  (+7) 7,221   25,873<953> (+2,533) 330,450  3,320,000

11月10日 (+22) 7,216   25,845<903> (+2,152) 327,964  3,302,000

11月09日 (+25) 7,200   25,634<888> (+2,318) 325,876  3,282,000

11月08日   (+5) 7,177   25,452<855> (+1,431) 323,625  3,270,000

11月07日   (+2) 7,172   25,441<851> (+2,238) 322,207  3,257,000
11月06日 (+15) 7,170   25,419<840> (+2,418) 319,977  3,237,000

11月05日 (+23) 7,157   25,354<821> (+2,108) 317,656  3,220,000

11月04日 (+25) 7,140   25,065<825> (+2,065) 315,564  3,200,000

11月03日 (+22) 7,117   24,984<817> (+1,843) 313,562  3,182,000

11月02日 (+23) 7,097   24,785<798> (+1,224) 311,745  3,164,000

11月01日   (+2) 7,076   24,683<777> (+1,406) 310,595  3,160,000

ロサンゼルス・カウンティーのコロナ感染状況(累計)2020年1月25日から10 月31日までの統計は下記URLに掲載されています。 https://digest.culturalnews.com/?page_id=14303

カリフォルニア州ロサンゼルス・カウンティー行政区(人口1000万人)公衆衛生局は、11月14日、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染について以下のように発表しました。

11 月14日の発表では、コロナウイルスに感染したことが確認されている現在の入院患者は966人で、このうち、28%がICU(集中治療室)に入っています。これまでの累積の入院者数は26,378人になりました。

11月14日発表の新たな死者は20人で、累計死亡者数は7,266人になりました。新たな感染確認者は3,780人でした。累計感染者数は33万6,549人になりました。

11月14日までに、ロサンゼルス・カウンティー行政区内で、コロナ検査を受けた人の数は、約336万5,000人になりました。この内、陽性反応は約9%でした。

「ロサンゼルスのコロナ問題」は、ロサンゼルスのカルチュラルニュース編集長、東繁春によって編集・発信されています。情報源は、毎日、発表されるロサンゼルス・カウンティー行政区公衆衛生局のプレスリリースです。この記事についての問い合わせは、東、higashi@culturalnews.com へ送ってください。

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(カルチュラル・ニュース編集長、東 繁春)カルチュラル・ニュースは、日本文化のすばらしさをロサンゼルスで伝える仕事をしています。特に、国際結婚をした家族の子供たちに日本文化を伝えることを願っています。 カルチュラル・ニュースは、PDF版ニュースの発行、日本語と英語のウエブサイトの運営、メール・マガジン形式(Eメール)での日本語と英語記事の拡散、ビデオ会議アプリをつかったオンライン会合の開催のプロジェクトを同時進行しています。

カルチュラル・ニュース編集長、東 繁春のビデオあいさつhttps://youtu.be/y2plt7OrUI4

これらのプロジェクトを達成するために年間5万ドルの予算が必要です。Cultural Newsの購読で約2万ドル、募金で約3万ドルを集める計画を立てました。 2020年10月末までに、約1万ドルが集まりました。

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